3日カレーが続いても、ご機嫌な子どもだった後藤です。
むしろ、日に日に減っていくカレーを見て
切なさを感じていました。
いまだに冷凍庫の中にあるカレーが減っていくと、
補充をしたくて仕方がなくなります。
スパイスには依存性があるのでしょうか?
さて今回は例の特集、ではなく・・・
「働くことに悩んだ時におすすめの本」を紹介します!
「なんでその仕事を選んだの?」特集は、
隔週でお送りします。
ネタ切れではなく、そうゆうものだと思って
あたたかく見守ってやってください・・・
今日取り上げる本はこちら!
山田ズーニー著
『「働きたくない」というあなたへ』
これ以上ないくらいストレートですね。
私がこの本を読み始めた時も、
「働きたくない」と思っていました。
しかも、就職活動が始まった時期に。
それで、よく仕事やキャリアについて語れるな、
と思われるかもしれません。
自分でもそう思います。
ただ、よくよく当時のことを思い返すと
「働きたくない」というよりは
「働けるわけがない」という方が
正しいかもしれません。
どの企業説明会やセミナーでも必ず耳にする
「コミュニケーション能力」
仕事をするうえで必要になってくる
「専門的な知識・技術」
チームプレイで存在感を発揮できるような
「リーダーシップ」など
どれについても、自信がありませんでした。
そんな自分が社会の荒波に揉まれて大丈夫なかのか?
そもそも自分を必要としてくれる企業なんであるのか?
考えれば考えただけ、暗い気持ちになっていました。
そこで『「働きたくない」というあなたへ』なんて
タイトルの本を見つけたら・・・読みますよね!
すごく真剣に読みました。
この本を読み終わって、気づいたことがひとつありました。
それは、
私は社会の中に、自分の居場所がほしいと思っている
ということです。
そのためには社会と接点をもつ必要がある。
その社会との接点になるのが「仕事」であり「働く」こと
そんな、すっと理解できた時、
それまで抱いていた「働く」ことへの恐怖が
弱まったように感じました。
「宝くじが当たれば、働かずに遊んで暮らす」
みなさんも一度は聞いたことや思ったこと
があるかもしれません。
でも、すこし冷静になって想像してみてください。
「働かずに、ただ遊んで暮らしている自分」
なんだか、むなしくはありませんか?
私はこの本を読みながら想像してみて、
むなしい気持ちになりました。
好きなことを好きなだけして、
気楽な人間関係の中で気ままに生活する・・・
ストレスは限りなく少なそうです。
正直に言うと、5日くらいなら
そんな生活も悪くないかなと思います。
ただ、そんな生活がずっと続くのは
耐えられそうにありません。
ウェブサイトでの連載された内容を書籍化したものなので、
各テーマについて読者の体験談や意見が載っており、
読みごたえのある本だと思います。
働くことが嫌になった時、
すこし前向きになれる1冊です。
それでは、また来週!
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