経営者向け
2020/02/15 (土)
乾 恵

内定者フォローで間違いやすいところ

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昨年はリクルートの内定辞退の予測するデータを販売していたとして

 

とても大きなニュースになりました。

 

それくらい内定者が辞退することの損失は大きいのだと思います。

おそらく内定辞退でテンションの下がる経験は人事を担当される方は誰しもご経験があるのではないかと思います。

 

学生は内々定企業とどれくらい接触したいかというアンケートデータが出ていました。

 

一番多いのが1ヶ月に一回程度47.7%、次に2ヶ月に二回程度39.9%というデータが出ています。

出展:マイナビサポネット

 

約9割近い方が2ヶ月に1~2回の接触したいと思っているそうです。

 

ではなぜ学生は企業と接触したいのでしょうか。

 

それは「不安」だからです。

 

様々な学生と話をしますが、決まったあとに本当にその企業で大丈夫なのか。

 

自分は合っているのか。というような悩みが出てきます。

Amazonのカートに入れて決済までに悩むのと同じ心理ですね。

 

ただ接点を持てばよいかというとそういうわけではありません。

 

ご飯を食べに行けば良いという話でもありません。

 

出展:マイナビサポネット

 

私もよく内定者フォローをしているのだが徐々に参加されなくなるという話を聞きます。

大体が月に一回の食事会をしています。

 

接触はしないといけないのですが、ただ単純に接触すれば良いというものではありません。

学生はわがままなのです(笑)

 

出典:マイナビサポネット

 

 

内定者がなにを求めているのか、必要にしているのかをちゃんと把握して

 

それを実行しなければならないのです。

 

そこを履き違えると内定辞退は増えていきます。

学生は不安なのでその安心がほしいのです。

 

不安感を増幅させてしまうかもしれません。

 

学生がなにを求めているのか。何を必要としているのか。

 

企業としてなにを必要としているのか。

 

そこを合わせる場でもあるのです。

 

私が経験から言えるのは即戦力化を考えることです。

よく入社してから教育して育てるというお話も聞きます。

 

私も社内でも反発など「忙しいのに入ってからで良いじゃないか」というような声を聞きました。

 

しかし、内定者は社内の人と人間関係を作りたいという思いや社会に出たら活躍したいという考えを持っているので、

インターンシップという形でちゃんと接点を作りながら育てたほうが良いでのです。

そうやって会社に慣れさせるというのは食事の場だけでなく、

一緒に仕事をすることでちゃんと関係性を築くことが必要なのです。

 

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