今回は、
働く人の幸福度について、
パーソル総合研究所が行なった
「はたらく人の幸福学プロジェクト」についての
調査結果をもとにご紹介するとともに
どうすれば新入社員や部下の働く幸福度が上がるのか
についてご紹介致します!
パーソルが行なったこのプロジェクトは
これからの幸せなはたらき方を探求することで、
経営における従業員の実践的なマネジメントについて
提案しています。
働く幸せを実感している人は
個人のパフォーマンスが上昇し、
組織に実感している人が多いほど、
会社の業績が良くなることが明らかになっています。
では、
はたらくことを通じて幸せを実感している人は
どのくらいいるのでしょうか?
この調査によると、
44.0%の人が働くことで幸せを実感しています。
それとは逆に
20.2%の人が働くことで不幸せを実感しています。
また、働くことで幸せを実感している人は
自由業(フリーランス)、自営業の人の割合が高く、
正社員の人は低い傾向にあることがわかりました。
特に正社員の中でも、
若い社員であればあるほど、
働くことで幸せを実感している人が
少ないという調査結果が出ています。
逆に、正社員の中でも、
年齢や役職が上がるにつれて
働く幸せを実感している人が
多いという調査結果が出ています。
なぜ若い人ほど
働く幸せを実感する人が少ないのでしょうか??
原因は多くありますが、
その1つに自己決定の少なさにある
と言われています。
仕方のないことではありますが、
若い社員は裁量がどうしても少ないです。
ではどうすれば
若い社員の幸せの幸福度を
あげることができるのでしょうか?
ポイントは3つあります。
①個人の仕事の目標設定を一緒に考える
組織や部署ごとの目標はあると思います。
それを達成するための個人の目標はもちろん、
その人のキャリアプランに合わせた
仕事の目標を一緒に立ててあげることが重要です。
成果目標はもちろん、
成果目標を達成するための
行動目標も具体的に立ててあげること
が重要になります。
目標を共有することで、
承認欲求を満たすことができるとともに
自分が進む方向性がわかり、
安心して行動に移すことができます。
②適切な評価
仕事ぶりに合った適切な評価をしてあげることが重要です。
数値的に分かる評価はもちろん、
行動や仕事ぶりもしっかり評価してあげることで
若い社員のはたらく幸せの実感をあげることができます。
③ねぎらいの言葉をかける
日頃から気にかけてくれれば
誰でも嬉しいです。
特に、
在宅勤務やリモートワークが増え、
社内のコミュニケーションが希薄に
なってきている今だからこそ、
しっかりとねぎらいの言葉を
かけることが重要になります。
そのためにも
オンラインミーティングの
何気ない会話だけでなく、
社内SNSも
有効に使いましょう。
以上、
現在のはたらく幸せ実感度と
幸せ実感度をあげる具体的な
方法についてお伝えしました。
ぜひ、
実践されてみてください。
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