「採用を行いたいけどあまりコストをかけられない・・・」
「採用活動に慣れるまでは一旦無料のものを試したい・・・」
「無料で使える求人サイトのうちどれが自社に適しているか分からない・・・」
というようなお悩みをお持ちではありませんか。
採用は会社における投資の中でもハイリスク・ハイリターン。
失敗すると多額のお金や時間を浪費してしまうため
適切な採用手法をしっかり吟味したいですよね。
本記事では、
これまで数千社の中小企業の採用をご支援してきた私達の経験を元に、
無料で使える求人サイトの有効性やメリット・デメリットについて紹介し
その中で中小企業におすすめのものを5つ紹介します
また、無料求人サイト以外にも無料で使える採用手法や
そのような無料のものでも成果を最大限高める方法についてお伝えします。
Contents
ハローワークなどの公的機関やリクルートのような民間企業が提供する
無料で求人情報を掲載できるインターネットページのことを指します。
求人をインターネットで掲載するとなると
タウンワークやマイナビなどの
有料のものをイメージされる方も多いと思いますが
こういった掲載サービスの中には実は無料で使えるものが数多くあります。
無料で使える背景としては、有料のプランに移行してもらうための
お試し利用という位置づけで無料にしているところが多いです。
無料で使ってみて成果が出ると感じられたら
有料プランに移行してみてもよいのではないでしょうか。
そんな無料求人サイトにもメリットとデメリットがあり、
自社の状況によっては使わないほうが良いケースもありますので
ここで確認をしてみてください。
🔺メリット①採用コストを抑えることができる
無料求人サイトの一番のメリットは無料で使えてコストを抑えられる点です。
🔺メリット②露出先を増やすことができる
無料で使える分、複数の求人サイトに求人を出すことができます。
求職者によって使う求人サイトも異なるので
数を増やせばそれだけ見つけてもらえるチャンスも増えます。
また、1人の求職者に自社の求人情報を複数回見てもらえる可能性が上がるので
自社のことを覚えてもらえる可能性も高まります。
🔺メリット③自社サイトの評価を上げることができる
直接的には採用に関係ないのですが、
自社サイトのリンクが複数の求人サイトに載ることで
自社サイトの評価を上げることができます。
評価が上がれば、Googleで検索された際に
上位表示される可能性が高まります。
🔻デメリット①求人を見てもらえる可能性が低い
無料求人サイトは求人掲載をするハードルが低い分、
様々な企業が求人を出しています。
そのため、自社の求人が他社の求人に埋もれてしまい
見てもらえない可能性が高いです。
また、無料求人サイトの多くは
有料プランを使うことで上位表示されやすくなる仕様になっているので
求人を見てもらうことが難しいと言えます。
🔻デメリット②求人の作成にサポートがつかない
求人サイトの有料サービスでは、そのサイトの管理会社が
求人についてアドバイスをしてくれることがありますが、
無料の場合は基本的にはありません。
自社のノウハウだけで求人のPDCAを回す必要があるので
場合によっては成果が全く出ずに手間ばかりかかってしまうこともあります。
🔻デメリット③求人を魅力的に作りづらい
無料であるがゆえに、使える機能が限られていることがあります
例えば写真は1枚だけしか掲載できないという場合や
求人の構成が決まっていて、自社のアピールしたい部分を
書くスペースがないということもあります。
求人サイトを選定するときには、どれくらい自由に求人をデザインできるか
確認することをおすすめします。
そのほかの求人方法との比較を含めた【採用メソッド完全比較ガイド】を無料でプレゼントしているので、ぜひ参考にしてください。
ここからは無料で使える求人サイトのうち
中小企業におすすめものをランキング形式で5つ紹介します。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介します
また、どういう企業に向いているかも紹介します。
求人ボックスとは、カカクコムが提供する求人検索エンジンです。
求人検索エンジンとは求人版のGoogleだと思って頂ければ
イメージしやすいかと思います。
インターネット内にある様々な求人情報を集めてきて
例えば利用者が「広島」「営業職」という風に調べた場合に
該当の求人が表示されるという仕組みになっています。
求人検索エンジンで代表的なものと言えばこの後紹介する
Indeedがあげられます。
求人ボックスはIndeedと比べると
ユーザー数や求人数では劣ってしまいますが、
有料掲載を行った場合のコストが求人ボックスのほうが低いことが多いです。
👉求人ボックスのここがすごい
・他の求人媒体に掲載した情報が求人ボックスにも自動的に掲載されるので
露出先が増える。
・様々な求人情報が集約されており、ユーザー数は年々増加傾向にある
・同じく求人検索エンジンのIndeedと比較するとコスト面で勝る
👉求人ボックスがおすすめな企業
求人ボックスは無料で使える求人サイトではありますが、
有料掲載を使って低コストで採用を行いたい企業におすすめです。
無料で使いたいという場合は、求人ボックスよりも先に、
他の求人媒体で求人作成を行うことをおすすめします。
というのも、他の求人媒体に載せた求人が
求人ボックスにも自動的に無料で掲載されるので
求人ボックスに直接求人を出すよりも、他の求人媒体で求人作成をして
ついでに載せてもらえば一石二鳥というわけです。
第4位は株式会社リクルートジョブスが提供している求人サイト
「Airワーク採用管理」です。
採用ホームページを10分で作成。
求人掲載から採用管理まで0円で。
というキャッチコピーの通り、
80種類あるデザインテンプレートから選んで、
採用ホームページを無料で作れるサービスです。
👉Airワークのここがすごい
・80種類もあるデザインテンプレートを選ぶだけで
簡単に採用ホームページを作ることができる。
・求人情報が「Indeed」「求人ボックス」「Googleしごと検索」などの
求人検索エンジンに自動的に掲載される
・応募者の管理機能がついているので、応募から選考状況の管理ができたり
Airワークから応募者にメッセージを送ることができる。
👉Airワークがおすすめな企業
Airワークは自社の採用ページがない会社に特におすすめです。
とある調査によると、求人に興味を持った求職者の約90%が
その求人の企業のホームページや採用ページを調べると言われています。
つまり、現代の採用においては採用ページを持つことが必須と言えます。
ただ、自社の採用ページを作るには数10万円〜100万円近くのお金や
数ヶ月間の時間がかかります。
まだ自社の採用ページを作るのは難しいという場合に
AIrワークを自社の採用ホームページとして代用できます。
engage(エンゲージ)はエン・ジャパン株式会社が提供する
無料求人サイトです。
4位のAirワークとサービス内容が似ており
デザインテンプレートから採用サイトを作ることができます。
また、Indeedや求人ボックスにも自動掲載されますし、
応募者の管理もできます。
Airワークとの違いと言えばスカウトメール送信機能がついている点です。
スカウトメールというのは、サイトに登録している求職者の中から
自社の採用ターゲットに近い人物に向けて、直接メッセージを送ることができる
という機能です。
求人サイトが基本的に応募を待つことしかできなかったのに対して
スカウトメールは能動的に狙った求職者にアプローチができますから
メールの文面次第では大きな効果を発揮するでしょう。
ただ、無料で使用する場合は、1週間に10通までという制限があります。
まずは試しに無料で使ってみて、効果が出るようであれば
有料プランに変更することも可能です。
👉engageのここがすごい
・デザインテンプレートを選ぶだけで
簡単に採用ホームページを作ることができる。
(Airワークが80種類あるのに対してengageは10種類)
・求人情報が「Indeed」「求人ボックス」「Googleしごと検索」などの
求人検索エンジンに自動的に掲載される
・応募者の管理機能がついているので、応募から選考状況の管理ができたり
engageから応募者にメッセージを送ることができる。
・スカウトメール機能を使えば狙った求職者に直接オファーをすることができる。
👉engageがおすすめな企業
engageは自社の採用ページがない会社におすすめで、
求職者にスカウトメールで直接オファーを送りたい
という企業にもおすすめです。
Airワークとの使い分けとしては
採用ページのデザインの自由度に差がありますので
会社のブランドイメージを損なわず、
思ったような採用ページを作りたい場合はAirワークを選ぶとよいでしょう。
スカウトメール機能を使ってみたいという場合は
engageをおすすめします。
求人検索エンジンといえばIndeedというくらい
求人サイトの中でも特に勢いがあるのがIndeedです。
求人ボックスのところでも説明しましたが
求人検索エンジンとはweb上に存在する求人情報を一つの場所に集めて
検索できるようにしているサービスです。
Indeedも求人ボックスと同様に掲載方法は2種類あり
Indeedに求人を直接掲載する方法と
自社の求人サイトや、engage等で作った求人情報を
Indeedにクローリングしてもらう方法があります。
どちらの方法でも無料で掲載することができるので
インターネットを使って採用活動をする場合は
まずはIndeedに載せてみることをおすすめします。
※Indeed社は求人の直接投稿を推奨しており
今後も直接投稿に対するサービスが拡充していくことが予測されます。
👉Indeedのここがすごい
・Indeedは利用者数の多さが最大の強みです。
月間アクセスは2000万人を超えると言われているほどです。
・他の求人媒体に掲載した情報がIndeedにも自動的に掲載されるので
露出先が増える。
・SEOに強く、Googleで求人を検索すると
多くの場合Indeedが1番上に表示される
👉Indeedがおすすめな企業
中小企業から大手企業まで幅広い層におすすめな求人サイトです。
有料掲載をする場合も、
クリック課金型(広告を開かれた分だけ費用を払う仕組み)なので
中小企業でもコストを調整しながら使うことができます。
ハローワークインターネットサービス
映えある第1位はハローワークインターネットサービスです。
ハローワークインターネットサービスとは
厚生労働省が運営する、就職支援・雇用促進のためのサイトで、
求職者と企業を結びつけるための機関「ハローワーク」が
提供している無料求人サイトです。
👉ハローワークインターネットサービスのここがすごい
・ハローワークに来所する求職者とインターネットで求人を探す
求職者両方に認知できる。
(インディードやグーグルしごと検索などの求人検索エンジンにも掲載される。)
・オンライン自主応募により、
ハローワークを通さずに求職者と直接やりとりができる
・労働条件によっては助成金が活用できる
👉ハローワークインターネットサービスがおすすめな企業
未経験の若い人材や資格職を採用したい企業におすすめです。
また、オンラインの求人認知ができているが、オフラインの求人認知が
できていない企業、求人の露出先を増やしていきたい企業におすすめです。
ここまで読んでいただいた皆様には
弊社がお手伝いさせていただいた企業で
実際に採用ターゲットから応募が来た求人の成功事例を
特別にプレゼントいたします。
無料求人サイトの他にも、無料で採用を行う方法があります。
今回は代表的な3つの方法
①紹介・②学校訪問・③SNSについて紹介いたします。
「リファラル」と呼ばれることもある採用の方法です。
社員に知り合いを紹介してもらうこともできますし
自社のお客様や、参加している経済団体の知り合いなどから
紹介してもらうこともできます。
社内紹介制度を作って、
紹介してくれた社員に報酬を支払って紹介を促すこともできます。
ただ、報酬を紹介料として支払うと
有料職業紹介にあたり法律違反になってしまうので
給与の一部として支払う必要があります。
社内紹介制度を導入する場合は一度、社労士に相談することをおすすめします。
大学、専門学校、高校など種類は様々ですが
学校を訪問することで自社の求人を学内掲示してもらったり
直接教授や先生に紹介してもらうという方法です。
専攻科目や学部や偏差値などで、狙いを絞ってアプローチができるところが
学校訪問の一番のメリットです。
大学や専門学校の場合はキャリアセンターに求人票を提出して
学内の求人情報に載せてもらうことができます。
高校の場合は、進路指導室に求人を提出します。
一人一社制という制度があり、学生は一社しか選考を受けることができないので
選考を受けてもらえればほぼ内定受諾をしてもらえるという一方
そもそも選考を受けてもらえる可能性が低いので
いかに学校の先生と関係性を作って信頼を高めておくかがポイントになります。
インスタグラム、TwitterなどのSNSを活用して
求人応募をもらうという比較的新しい採用手法です。
SNSは無料で始めることができて
フォロワーと直接メッセージの交換をしたり
情報をシェアできるというメリットがある反面
定期的な投稿が必要だったり
フォロワーを増やすために投稿する内容を工夫したりと
担当者の手間が大きいというデメリットがあります。
SNSはホームページなどに貼り付けて
すでに自社に興味がある人に対して
ブランドイメージを高めてもらうという
使いかたが一般的でしたが
最近ではSNSから直接求人の応募が来るケースも
増えてきています。
採用ターゲットに合わせて
使用するSNSを変えたり
(新卒や若者の中途採用はインスタがおすすめ)
投稿内容やプロフィールを事前に設計することが
成功する鍵になります。
そのほかの求人方法との比較を含めた【採用メソッド完全比較ガイド】を無料でプレゼントしているので、ぜひ参考にしてください。
無料求人サイトのような無料の手法であっても
これから紹介する2つのポイントを押さえていれば
応募を獲得する可能性を高めることができます。
募集を始める前に
必ずチェックをしてください。
有料無料に限らず、求人を出しておけば応募が来るということは
よほど給料が高くて福利厚生が良い場合以外
ほとんどありえません。
おそらくこの記事を読んでいる方は給料や福利厚生は平均的でも
応募をしてもらう方法はないものかと考えているかと思います。
求人の効果を高めるためにはまず、
自社が採用したい人物の理想像を明確にすること、言い換えれば
「採用ターゲットの明確化」が必要になります。
釣りをイメージして頂けるとわかりやすいのですが
例えばマグロを釣りに行くのに川で釣り糸を垂らす人はいませんよね?
採用でいえば、採用ターゲットが見ていないところに
求人を出してしまっているということです。
また別の例で言えば
マグロを釣るのに小さな虫を餌に使わないですよね?
その餌が大好きな魚なら絶好の餌と言えますが
そうでなければ見向きもしないでしょう。
採用でいえば、採用ターゲットが魅力を感じないような
求人を出してしまっているということです。
それでは見向きもされません。
採用設計のポイントは以下の4つです。
1:採用目的を言語化する
2:仕事内容を言語化する
3:採用ターゲットに必要な要素を言語化する(ロールモデルの共通点を探る)
4:採用ターゲットへアピールできることを言語化する
採用設計で一番初めに行うのは
採用目的を言語化することです。
そもそもなぜ採用をする必要があるのでしょうか?
この問に明確に答えられない場合
もしかしたら採用が必要ないのかもしれません。
理想の未来を実現するために必要なことは何か?
と考えた中で採用が必要だとすれば
いつまでに、何の仕事をする人を、何名採用すべきかを設計しましょう。
これから採用される人に任せる仕事を言語化します。
例えば、1日の仕事のスケジュールや、営業であれば案件の進め方だったり
社内や社外で関わる人や関わり方についてなど
求職者が分かるレベルまで言語化しましょう。
言語化ができたら求職者が魅力的に感じるように
表現を工夫していきます。
イメージは、求職者が見てワクワクするような表現で
短く分かりやすくすることが重要です。
続いては自社が求める人物像を言語化していきます。
言語化する上で有効な手段が、自社の社員、
特にロールモデルになるような優秀な社員の共通点を探っていきます。
趣味、特技、家族構成、学生時代の部活、
周りからの印象、今の仕事を選んだ理由、
壁に当たった経験や乗り越えた方法など
聞き込みを行って、共通する部分を探します。
このようにすることで
自社で活躍しているメンバーの共通点が分かり
同時に採用における理想の人物像が浮かび上がります。
理想の人物像が仕事を選ぶ上でどこを見ているのか
どんな情報が書いてあると応募をしたくなるのか
採用ターゲットを元に妄想を膨らませながら
PRポイントを言語化していきます。
どんなに緻密な採用設計を行って適切な募集をかけても
そもそも良い会社でなければ人は集まりません。
私達シナジーは、中小企業の課題の根幹に採用があると考え
これまで様々なお客様の採用の課題を解決してまいりました。
採用ができないと悩む企業の中にはそもそも経営状態が悪く、
社員にとって働きやすい環境が整っていない会社も数多くありました。
働きたいと思ってもらえる環境が整っていなければ
どんなに採用手法を工夫しても採用に失敗してしまいます。
そのためにはまず経営を強化することが必要だと気づいたのです。
ただ経営を強化すると言っても、経営でやるべきことは多岐にわたるため
1つ1つ勉強していったら時間はいくらあっても足りません。
また、経営における有効な手段は時代とともに有効でなくなったり
最新情報が次々に現れたりと、様々な情報で溢れています。
こういった情報に踊らされないために
私たちがまず最初にオススメしているのは
「経営の基礎基本を理解すること」です。
経営の基礎基本を理解した上で経営を勉強すれば
情報の海に溺れてしまうことを防ぐことができます。
また、
世の中で新たに生まれてくる情報が経営において
どの部分のことを指しているのかが分かります。
経営の要素をバラバラに学ぶよりも、
基礎基本を理解した上で学ぶことで学習も短時間で済みます。
経営の基礎基本を理解する時に、私たちがオススメしているのが
「経営の12分野」というものです。
経営に必要な様々な要素を、ギュッと12の要素に凝縮してお伝えしております。
良い人材から選ばれる会社になるように
経営のレベルを上げましょう。
無料求人サイトについて
中小企業におすすめなベスト5を紹介しました。
ランキング形式にはなっていますが、あくまで汎用性が高く、
まずは使ったほうがいいというおすすめの順番で決めていますので
業種や求める人物像によって有効な求人サイトが変わるということは
意識して頂ければと思います。
また、どんな採用手法についても
採用設計と経営強化は避けては通れない要素です。
採用を始める前に、働きたいと思ってもらえるような会社づくりができているか
見つめ直してみてください。
弊社では採用手法や求人の作り方
その他採用にまつわる様々な面でご相談に乗っておりますので
気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください。
https://www.kk-synergy.co.jp/contact/contactform/
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