日本には同じ会社で同じ仕事を
しているだけで給料が上がるという
不思議な文化があります。
ちいさな会社で年功序列は関係ない
だろうと思っていても、
文化とは侵食力があるらしく、
仕事のやっていることは変わらないのに、
長く働いているのに給料が上がらない
と、不満の対象になったりします。
どんなに頑張って働いても、
昨日と同じ仕事を、
昨日と同じやり方でやっている限り、
給料は下がり続けていく。
まずはその事実を
きちんと受け止めないといけません。
ブラックだと会社を罵ってみたところで、
給料が上がることはありません。
それは
会社の問題ではなく、
社会構造の現実だからです。
同じ商品、同じ仕事は、
時間とともに値下がりして
底値までいって、ようやく止まる。
なので報酬を増やしたいのであれば、
転職して勤務先を変えるのではなく、
自分自身の仕事のやり方を
変えるしかありません。
頭を使い、スキルを磨き、
昨日よりも短い時間で、
昨日よりも大きな成果を上げる。
その結果、給料が上がる。
重要なのは日々の仕事に、
少しずつの変化を加え続けること。
小さな会社の場合、
社長はオーナーを兼ねていることがほとんどです。
ほとんどの社長が自分の報酬を
自分で決めることが出来ます。
その結果、自分の仕事の価格を
見落としてしまいがちです。
社員を雇い、管理して、利益を上げる。
会社全体で出た利益=社長の出した利益
こういう構図で考えている
経営者はたくさんいます。
ですが実際には、その利益は
みんなで出した利益です。
社長には色んな仕事があります。
・資金繰り
・優秀な人材を集める
・人を育てる
・経営戦略を考える
・新商品を開発する
・販売チャネルを作る
もちろん、これらは
社員の仕事でもあります。
社員に任せられる仕組みを作ることもまた、
社長の重要な仕事です。
問題は社長の仕事の価格です。
全社の利益は社員みんなで作った利益です。
その中で、社長の貢献度は何%くらいなのか。
それを客観的にジャッジする必要があります。
自分がいないと会社は成り立たない。
そう考えている社長は多いものです。
ほとんどの場合、それは事実です。
ですがその一方で、
社員がみんないなくなれば、
やはり会社は成り立ちません。
一人ひとりの黒字や赤字が積み重なって、
会社全体の利益額が決定します。
社長もその中の一人に過ぎません。
成果に対して、
報酬を取り過ぎれば赤字の社長、
利益を残していれば黒字の社長
となります。
では、会社が黒字なのに赤字の社長、
というケースはあり得るのでしょうか。
社長はほとんど何もしていないのに、
仕組みとして利益が上がっていく。
会社が黒字だったらいいじゃないか。
その中から報酬を得るのは当然の権利だ。
その通りです。
法的には何の問題もありません。
問題は、社員が納得するかどうかです。
オーナー社長であるという理由で、
とんでもない報酬をもって行く。
一昔前なら当たり前でした。
ですがこれからは、
成り立たなくなるでしょう。
優秀な人材が、
どんどんいなくなっていくからです。
社長だから、リスクを負っているから。
それだけで報酬を稼げるような
時代ではありません。
リスクを負い、社員を雇い、管理する。
この仕事はもう既に
値崩れを起こしています。
現場で仕事を抱えすぎることなく、
丸投げで社員を疲弊させるわけでもない
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▼ 講師プロフィール ▼
浜口 隆則(はまぐち・たかのり)
株式会社ビジネスバンクグループ 代表取締役
横浜国立大学教育学部卒、ニューヨーク州立大学経営学部卒。会計事務所、経営コンサルティング会社を経て、大好きな起業家を支援する仕事をするために20代で起業。「日本の開業率を10%に引き上げます!」をミッションにした株式会社ビジネスバンクを創業。数千社という起業・経営の現実を見てきた「起業の専門家」でもある。創業時にてがけた起業家向けオフィス賃貸の「オープンオフィス」は”レンタルオフィス”という新しい業界を生んだリーディングカンパニー。その後2012年9月に自身の掲げるミッションにより近づくために「オープンオフィス」を譲渡。社名を株式会社ビジネスバンクグループに変更し、会社は第2創業期を迎える。起業専門会計事務所、ベンチャーキャピタル会社、起業家教育事業など、起業支援サービスを提供する複数の会社を所有するビジネスオーナー。アーリーステージの事業に投資する投資家(エンジェル)でもある。「幸福追求型の経営」「戦わない経営」「小さな会社のブランド戦略」など、独自の経営理論にはファンが多く、著書も多数出版している。2011年からは経営者向けの講演活動を本格的に始め、日本中を飛び回る日々を送っている。プライベートではテニスやトライアスロンなどのスポーツを愛するアスリートの一面も見せる。
著書に
「戦わない経営」
「仕事は味方」
「誰かに話したくなる小さな会社」
「エレファントシンドローム」
「マイクレド」
「社長の仕事」
「起業の技術」
「起業したくなったら」
などがある。
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株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜
〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜
~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~
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