その他ノウハウ
2017/09/08 (金)
乾 恵

働きやすさが違う海をつくる

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日本の就業規則は、
どこか違和感があります。

基本的には、全員が
同じ時間に出社して、
同じ時間に休憩して、
同じ時間に退社して、
同じ日に休む。

チャップリンの映画、
モダン・タイムスの様な
時代の働き方が大前提
になっています。

社員が100人いれば、
働き方は100通りある方が
自然なのですが、
どうやら国や行政は
それが不自然なようです。

労働局の雇用均等室の
方から、

正社員の就業規則は
どうなっていますか?
という言葉を聞く度に

法律用語に正社員という
言葉がない以上、
正社員の就業規則という
言葉にも違和感を感じます。

日本中、いや、
世界中、ものが溢れている時代。

ただ、
物を作りさえすれば
売れる時代が終わり
「そんな手があったのか」
というアイデアや、
工夫が求められる時代。

画一的な働き方だけでは
行き詰まってきます。

心地よい働き方を
提供できることは、
生産性を上げ、
定着率を上げます。

シナジーは、
2017年ホワイト企業アワード
の西日本の大賞に選んで
もらいましたが、
この働き方の柔軟性を高く
評価してもらいました。

そんなときに
考えないといけないのが、

働きやすさと、
働きがいの両立。

働きやすい職場環境は、
多くの人にメリットを感じてもらい、
採用力を高めることができます。

しかし、働きやすい条件と、
自分の能力が活かせる
というだけで人が集ると、

会社が本当に目指したい
ビジョンから、
離れていくことになります。

多くの会社はここで
つまずいています。

価値観を共有する組織を
本気で作りたいと考えるなら、
最初から価値観が一致する
人間を採用するしかありません。

人間には個別の
価値観が有り、価値観は
共有することはできても、
強制することができません。

せき止められている川は、
せき止めている原因を除けば
再び流れ出します。

ですが、川の流れを海から
山に流すことはできません。

自然の流れに手を貸すことは
できても、自然の流れには
逆らうことができないからです。

人間も川と同じで、
流れていく方向性というものが
あります。

少しだけその方向を
修正してあげたり、
流れの勢いを取り戻してあげる
ことはできますが、

そもそも、
同じ海に向かって流れている
ということが大前提
になります。

一緒に働きたい仲間がいて、
一緒に追いかけたいビジョンがあり、
そこに自分が貢献できる仕事がある。

どれほど貢献できる
仕事があったとしても、
一緒に追いかけたい
ビジョンが違う人は、

会社が苦しいとき、
何かに挑むとき、
優先したいことが違うので、
自然と不満に感じる人が
増えるのです。

小さな会社が
気をつけなければ
いけないのは、

大手ほど手厚くない
福利厚生で、
働く目的が違う人が多くなると、

一緒に追いかけたいビジョンは
建前になり、
一緒に働きたい仲間も、
いなくなっていきます。

働きたいという気持ちが、
働きやすさ起因だと、
組織力を弱める結果に
なりやすくなります。

最近、週3〜4日
1日4〜6時間働ける
事務職の方を募集しているので、
考え方のお知らせです。

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