そろそろ
2017酒まつりが近づいていきました。
今年はこのお祭りに役職がないので、
随分と気楽に、そして、
例年と違う視点で見ることができます。
私達が携わっている”酒まつり”に
限ったことではありませんが、
このようなボランティアベースの
イベント運営には、
多くの人の協力が必要になります。
そのため、
リーダーの負担って
すごいよなぁと思いつつ、
ボランティア(無料)で動いてくれる
スタッフがやる気になるように
動いていかないともいけません。
そういいながら、
みんなというものは、
厄介なシロモノです。
Contents
みんなで意見を出し合うことは
大切なことですが、
みんなで考えるということは、
あまり意味がありません。
何か新しい企画を10人で考える場合、
それぞれ完成したアイデアを持ち寄り
それに対して意見交換をおこなうのは
健全な活動です。
しかし、概ねの場合は、
何か新しい企画を10人で何かないか、
その場でアイデアを出す
活動になってしまいます。
企画を考えるということは、
作曲をするのと同じで、
一度ひとつの脳が
構想のすべてを支配して、
完成品を作り出す必要があります。
だから、企画の開発や、
コンセプトなどはみんなで
考えるのではなく、
本来はひとりの優秀な人材に
託すことになります。
ですが、
成果が出ないのに
みんなで物事を進めたがる人がいます。
みんなで考えるというのは、
力の補完ができる場合に限り有効で
ゼロベースから様々な意見を出しを
する場合には向きません。
仲良く、
みんなで協力しあって。
仕事の場合は特にですが
仲良しが目的になると、
成果に繋がりにくくなるわけです。
結局のところは、
ひとりで苦痛に耐えて
全体のアイデアを考え抜くことに
なるわけです。
そのアイデアに多くの人が
共感するかどうか
参加したくなるかどうか
応援したくなるかどうか
を、リーダーが考えることになります。
全員で考えることには、
当事者意識を出してもらう
役割にはなりますが、
品質が犠牲になりやすくなります。
この時期のお祭りのリーダーは
きっと自分しかわかっていない
課題や不安とビジョンがあり、
焦りも多いかと思います。
ある人が
「なんでこんなに時間とお金を使って
ボランティアをしているのか答えがでない」
と言われてました。
本当に、そうだ
でも、
リーダーの苦痛の末に
考えだしたアイデアと
熱量が多くの人に伝播します。
当日、どれだけ大変でも、
いつまでも続いていくものではないので、
しっかりと全力でぶつかってください。
本当、お祭りって
自己研鑽
しっかり社業にいかしていきたいものです。
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜
〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜
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