今日は第15回目の
ひろしまグッドデザイン賞の
授賞式及び展示会が
広島地下街シャレオでおこなわれました
今回はプロダクト部門の
奨励賞
株式会社シンプロテック
株式会社西条庭園
株式会社シナジー
3社が共同開発した
商品ということで
3社とも賞状に
社名を記載していただけました
今回オフィス緑化を簡単にする
というコンセプトで開発した
この『PazGreen』の講評ですが
パーテンションだが立体的に
観葉植物を配置でき
水槽もアクセントになっている
植物に撒いた水が濾過されて
水槽に戻りメンテナンスフリー
になる仕組みは秀逸
この商品の表面的なデザイン
だけではなくしっかりと
コンセプトや技術面も理解して
評価されているようで
嬉しさは倍増です
評価されるにしても
評価されないにしても
理由が伝わると納得度はあがるものです
いつも書いていることですが
自分たちの強みをしっかりと
出してカバーしあうことは大切です
しかし自分の強みしか気にしなければ
それも上手くいきません
コンセプトやプロダクトの
デザインはこれでいいのか
もう少し改良ができないのか
それぞれの担当者が
一歩踏み込むことが大切
こういったところで
距離をとってしまうと
自分の仕事にならなくなります
世間では自分事の反対は「他人事」
という図式で語られる事が多いのですが
プロジェクトやビジネスの領域では
反対は「他人事」とはなりません
厄介なのは
仕事における自分事の反対語は
「みんな事」
ある人が教えてくれましたが
「これは私の仕事だ」
と考えるのではなくて
「これは私の仕事ではない」
と逃げるのでもない
厄介なのは
「これは私たちの仕事だ」
と考えているひと
仕事はチームですることが多く
一人で担当したとしても
上司がいてクライアントもいます
そのため自分の問題ではなく
「みんなの問題だ」
と考えてしまう傾向があります
それは決して間違っていませんが
そう思っている限り本気で考える
社員は簡単に育ちません
みんなで一緒にやるとか
考えようというのは一見すると
よいことのように思えます
しかし、こればかりやっていると
自分の頭で考える人材が育ちません
「みんなはどう思いますか?」
「みんなの意見をまとめよう」
打合せでよく耳にする言葉ですが
これは自分の頭を徐々に使わなく
なってしまう台詞だといえます
多数決で経営ができるなら
多数決でよい商品や
企画が生まれるなら
そこに自分が存在する意味はありません
仕事に加わる意義は
自分自身の頭を使い
その人でなければ出せない
「何か」を提供することにあります
手前味噌な話で恐縮ですがそれでも
今回の受賞は
試行錯誤を何年も重ねた
西条庭園の持つ特許技術を使い
小さな仕様変更を延々と続けた
シンプロテックの力があり
それぞれが自分事として考えた
そこが強みとして出ました
もちろんそれでも
自分が考えて失敗する
こともあるでしょうが
成功しても失敗しても
こういう風にやったら
こうなるのではないか?
と、予測や仮説を立て
実際にやってみた行動が
成功したとか失敗したという
成果に結びつきます
もちろん失敗するよりも
成功するほうがいいのですが
たとえ失敗しても
大切なのは予測や仮説を
立てた上で考えたプロセスを通る
そういったプロセスを通っての
失敗ならそれは貴重な経験です
結局お互いの強みを持ち寄ったものの
それぞれが自分ごととして向き合って
積み重ねたものが評価された
今回はいい勉強をさせてもらいました
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜
〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜
~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~
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