日本ハムでは、大谷翔平選手の
メジャーリーグ移籍が決まり
清宮幸太郎選手の
集客力期待が
高まっているようです
開幕一軍が予想されている
清宮選手がどこまで活躍するか
ファンの期待は高まりますよね
活躍できるかどうかに
日本ハムファイターズの
気質(社風)が影響するという
話がありました
一般論として
プロ野球チームの
ロッカールームは2つの
パターンに別れるようです
一つは、プロ気質が強く
余計な会話は交わさない
静かな雰囲気のチーム
もう一つは、対照的に
先輩後輩も関係なく
和気藹々とやっているチーム
どちらが良いという話では
ありませんが
カープは後者で
日本ハムは前者
このプロ気質が強い雰囲気
というのは、新人には厳しいようで
不良イメージの強い中田選手も
新人時代はこの雰囲気に
飲まれてしまったとインタビューで
言っていました
ロッカールームからすでに
始まっている“競争雰囲気”に緊張して
ノックでは「エラーしたらどうしよう?」と
マイナス思考になってしまったといいます
清宮選手には早くから活躍してもらいたい
球団の希望もあるかとは思いますが
その日ハムの気質がどのように影響するか
大変興味深いところです
それでも、ダルビッシュ、中田翔と高卒
ルーキーをしっかりと育て活躍させた
実績もありますので
話題の高卒ルーキーを
どのように活かすのか
行く末が気になります
プロ野球は会社というイメージが薄いため
気質と表現しましたが、企業でいえば
気質とは当然、社風という言葉になります
プロ野球でも
企業でも、この社風(気質)という
手に触れもしないものが
随分と影響します
あらためて、社風とはなんでしょうか
社風とはその会社の文化や
雰囲気のことを言います
社風というと一見
時間と共になんとなく形成されるもの
と、思うかもしれませんが
今では多くの会社が
この「社風」を重要視しています
その理由は、社風は
会社のミッションやビジョンといった
経営の最上位の概念が
社内に反映されたものなので
結果的に作られるとういうよりは
会社の上層部によって
意図的に作られるものでもあるからです
社風を創るためには
採用活動、人事評価制度や
社内イベントなど
組織を形成する重要な部分に
その思想を反映して様々な
施策が施されています
ミッションとは
「長期的な視点で見た時に
どんな会社になりたいか」
として掲げられる理想なのですが
会社は人の集まりなので
社員一人一にその理想を浸透させ
共感してもらい
理想に沿った行動をしてもらう
必要があります
しかし、ミッションというのは
日々の仕事をしているとついつい
忘れがちなものなので
人事制度評価や事業計画などに
落とし込むことで
自然とミッションに沿った
行動や考え方になるように
設計していく必要があります
その結果できあがるのが
「社風」だといえます
つまり、社風が好きになれなかったり
ストレスを感じる場合
その会社のミッションに対して
共感出来なかったり
受け入れられないことにも繋がるため
実は致命的に根深い問題だといえます
多くの学生が入社の決め手にしている
面接してくれた人たちや社風を見て
入社を決める
というアンケート結果も
こう考えると理にかなっており
決してバカにできるものではありません
社風というのは
その会社が歩んできた
歴史そのものだともいえますし
社風を最大の経営戦略にするという
会社が現れているくらいなので
この社風をどのように作るか
しっかりと考えていく必要がありますね
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株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜
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