古い話かもしれませんが
NHKの大河ドラマで
「軍師官兵衛」や
「風林火山」で
黒田半兵衛や山本勘助という
「軍師」や「ナンバー2」の
重要性が描かれました。
企業経営においても
ナンバー2の役割が
重要なことは間違いありません。
では、優れたナンバー2とは
どんな人材でしょうか。
1つ目は
「補佐役」として優秀
2つ目は
「ナンバー1筆頭候補」
としての存在
社長にとって
先ず必要なナンバー2は
「補佐役」です。
Contents
優れた補佐役の条件は
以下のように定義できます。
決まっていない。
社長がどういう人かによって
変わってきます^^;
なぜなら、社長は偏った
能力を持った人が多いからです。
モノを売らせたらものすごい人。
技術力においてすごいという人。
このように何かに
秀でていたからこそ
売上を拡大して
人を雇い会社という組織を
率いるようになった
社長を多く見てきました。
ホント社長になる人って
秀でてているものがある
かわりに
少し足りないものがある
ものです。
だからこそ
社長は企業経営をしていく
中で不得意な分野を抱えています。
(誰でもそうなんでしょうけれど)
不得意なことに
努力して取り組んでいては
せっかくの長所が
活かせなくなってしまう。
そこで、補佐役として
自分の不得意な分野を
カバーしてくれる存在が
必要になるもの。
つまり補佐役のナンバー2
が優秀かどうかは
社長の不得意をどこまで
補完してくれているか
によって決まってきます。
そのため
Aという社長にとって
優秀なナンバー2で
あったとしても
Bという社長にとっては
必ずしも優秀なナンバー2で
はない可能性は十分にあります。
一つの会社の中で言えば
今の社長にとって
有用なナンバー2であっても
次期社長にとっては
無用なナンバー2になる
可能性があるということです。
このことが問題になるのが
事業承継がからんだときです。
先代社長は引退しても
古参役員はそのまま
続投します。
しかし、先代社長と
後継社長は違う人物なので
得意・不得意の分野が自然と
異なってきます。
必要な補佐役としての
能力も異なってくるもの。
後継社長は自分にとって
必要なナンバー2は
先代から引き継ぐのではなく
自ら探し出さなければなりません。
トップが変われば
いきなりではないとしても
ナンバー2も変わるべきでしょう。
個人的には
親子だからといって
子供が社長になることが
最善だと思いませんが
企業の存続を考えた場合
子供が事業を継承すると
中長期的に必要な
意思決定を適切に
するように感じます。
雇われ社長だと
社長職として絶対政権では
ない場合が多く
コンスタントに
成果を出し続ける
ことが求められます。
しかし、
親子間の事業継承の場合は
会社の中長期的な視点で
ものごとの判断がされる
ケースが多く
短期的な成果に
振り回されることなく
人材を育成したり
企業の競争源泉を生み出す
新しい投資をしてみたり
しっかりとやるべきことを
やっている人が多いと感じます。
優秀なナンバー2に対し
もしくは
親子間で事業継承が
行われる
どちらの場合でも
短期的な成果だけを
追いかけるのではなく
本当の強みになる部分に
人、モノ、カネ、時間を
投資して
しっかりとした
リターンを得ることが
できるか、どうか。
そして
この投資感覚は
センスの必要なもので
簡単に仕組みや
マニュアルには
できるものではありません。
強い覚悟が必要です。
ということで
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