「誰がやっても同じになる」
という価値の提供は
そもそも
「人間は根本的に全員違う」
という大前提があるがために
生まれた付加価値の1つです
人間は一人ひとり全く違う
全く同じ人間は
クローンで作られた人工的な
ものでしか存在し得ないでしょう
しかもクローンで
あったとしても
育つ環境さえ違えば
もはやその人間はもはや
同一人物ではないと考えると
このあたりまえが
非常に大事な前提なので
「誰がやっても同じになる」技術や
仕組みは生み出されたと言えます。
昨日は、プレジデントアカデミーの
2月のテーマ
「仕組み化」でした
ビジネスにおける
仕組み化の定義は
「属人的にならずに仕事を
進める方法を構築すること」
です
仕組みとか
属人的にならずに
という言葉を聞くと
人間的ではない印象を
持つかもしれませんが
人は不安定なので
人に依存しすぎると
業務そのものが不安定に
なるため組織が弱体化します
特にビジネスにおいて
この価値はたくさん
提供されています
例えば
誰が作っても同じ味になるコーヒー
誰が作っても同じ品質の自動車部品
誰が測っても同じ値になる計測器
このようにそれを1つの価値として
提供するビジネスはとても多く
当然、社会からも求められています
新婚旅行でアメリカに行ったときに
マクドナルドやスタバに対する
信頼感というか安心感は
絶大なものでした^^;
わざわざ、知らない世界を
知るために旅行をするにも
関わらず、知っているものに
頼るこの矛盾
矛盾があるにも関わらず
とても安心したわけです
そこで気づいたのは
マックやスタバはどこでも
同じなのだということ
※米マックはメニューや味は違うことも多いのですが
旅行中はマックやスタバに
「日本と同じもの=価値」を
提供してくれることを
望んでいました。
そのとき自分が望むものを
場所や時間を問わずに
利用できるのは価値なのだと
気付かされました。
人間はそれぞれ
違っていていいのですが
企業から提供されるサービスや
商品はそれぞれ個体差が大きく
不安定だと困る
個体差を楽しめるものも
あるでしょうが
自動車で
ブレーキの効きが甘いとか
エアバックが簡単に開くなどは
既にリコールの対象になります
そうなると
商品やサービスはある一定の
安定した品質を担保しなければ
この社会でははじかれてしまう
のでしょう
出口となる商品やサービスは
安定しないといけない
そうなると
人間らしさ、自分らしさは
どこに求めるべきなのでしょう
野球で考えると
まずチームが目指すのは
試合に勝つことです。
そうなると、自然に
個人の個性をのびのびと発揮して
自己表現をすることが目的では
なくなってきます
大切なのは
個性を活かして
いかに活躍することができるか
ということになります
不得意を
仕組みでカバーすることで
好きで得意なことに集中し
高い生産性を担保する
つまり、仕組み化が大切なのは
人の不得意や不安定を最大限
排除することで
個性を活かして
活躍してもらうための
下地をつくる活動だといえます。
その下地ができることで
弱みを最小限に抑えるのではなく
強みを最大限に発揮させることが
できる組織をつくることができる。
仕組み化がしっかりとできた
組織の利点は
個人の弱みを意味のないものに
することができることです
チームビルディングに
仕組み化は欠かせない要素
いい会社には良い仕組みが
必要ですね
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
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