若い頃から杉原は生意気だ
ということをよく言われてきました。
生意気だったのか
空気が読めない発言が多かったのか
どちらかはわかりませんけど
言うべきではないことを言っては
多くの人から怒られていました。
最近はそういった奴だという
レッテルを貼られたのか
歳を重ねて
忠告してくれる人が減ったのか
あまり怒られなくなりました。
怒られることが減るのは
悪いことのようにも言われますが
やはり怒られたくはないものです。
よく生意気だと言われたのが
社長が
生き残りを掛けて
このような事業戦略を行う!
と、懸命に社員を
鼓舞しているときに
自分たちは、生き残るために
生まれてきたわけじゃないんですよ。
生き残るために
日々生きていくって
切なくないですか?
と、言って周囲を呆れさせたり
社長を怒らせたことがあります。
最近では、
働いてくれる
人がいないから
人を大切にしないとね…。
といった話をされて
人手不足だから
人を大切にしよう
という社長の思考だから
人が集まらないことに
まだ気づけ無いんですよ。
と、いって機嫌を
損ねてしまいました。
しかし、社長が怒ったからといって
事実が変わるわけではありません。
今は人手不足だから
人を大切にしていても
人がまた集まるようにさえなれば
扱いは悪くなっていくところに
就職したいと考える人はいません。
社員を利益を上げるための手段
としてみている経営者は
どんなに上手に隠している
フリをしていても
人を経営資源と捉え
給与は人件費と考え
人は利益を得る手段だと
考えている思考が
言動から漏れています。
人は、道具でもないし
人は、手段でもない。
人は、目的。
企業は
人を幸せにするために
存在すると考えるなら
人手不足だから
人を大切にしなければいけない
なんて発言が出てくる時点で
思考がバレています。
景気が悪いときには
安く商品やサービスを提供し
安さを担保するために
人件費を削減してきました。
それが不景気時の
成功法則だったわけですが
やはり人件費を削減して
利益を出そうとする行為は
おかしいわけです。
人件費を下げるのは
最後の手段であって
簡単に手を出すべきものではありません。
しかし、多くの経営者が
この手段を簡単に使い
高く売ることを放棄します。
経営者にとって
一番ラクな方法が、安く売ること。
そして、その代償に人件費を
出来る限り安くすることを選びます。
人は賢いので
生き残るために
生きている会社にも
人がいないから
人を大切にしようとする
フリをしている企業にも
既に人は集まらなくなっています。
人は
自分が納得できるような
仕事をしたいし
自分が人の役に立てるような
仕事をしたいと考えています。
人を集めたいなら
人が働きたくなるような
魅力を職場に備えるのが
一番早いわけです。
そんなことを言って
多くのムダなことをして
たくさん叱られてきたわけでけれど
それでも多くの人が集まりました。
集めるのは能力
集まるのは魅力
人を集めたければ
魅力的な職場を作ることです。
自社の魅力を
しっかりと考え
しっかりと備える。
それができれば
人は意外と集まるものです。
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株式会社シナジー
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