多角化をすすめる3つの理由
多角化をすすめる理由
最後の理由は
社員の成長を促せる
ためです。
事業が増えれば増えるほど
経営者1人で対応できない
ことが増えてきます。
必然的に部下に仕事を
任せなければなりません。
つまり多角化がすすみ
事業が増えるということは
ポストが増えることになります。
最高の成果を出すためには
仕事を任せる社員と
目的やゴールを
確認しあったうえで
大胆に仕事を任せて
経営に巻き込んでいく。
こうやって大胆に任せることで
社員は飛躍的に成長し
エース社員が育っていきます。
職人などの職種は別ですが
基本的に同じ仕事ばかりすると
業務処理能力はあがりますが
人としては成長しきれない感じがあります。
新しい仕事に挑戦したり
部下を持ったり
日々悩み考えて経験を積むことで
利益を生み出すことを知り
組織を動かす力を身に着ける。
そういうイメージのほうが
しっくりきます。
当社も積極的に任せることで
優秀な社員が育っています。
また、多角化により事業が増えれば
一人ひとりの適材適所を
実現しやすくなります。
人にはそれぞれ
向き不向き、得意不得意が
あります。
現在の部署でうまくいかない
社員はどうしても出てきます。
そういった場合に
複数の事業があれば
配置転換の選択肢も可能です。
配置転換でくすぶっている社員が
活躍しだすケースは珍しくありません。
企業は人なりといいますが
企業の成長はいかに優秀な人材を
育成したかで決まってきます。
特に中小企業はドンドンと優秀な
人材ばかり採用できるわけではありません。
多角化を進めるにあたり
経営で最も重要な人材育成という
点においても効果がありますし
人材育成の会社としては
多角化は強みを表現できる
有効な手法だとも考えています。
多角化すると
経営者の仕事が増えるように
思われるかもしれませんが
多角化と同時に
経営という作業を分解して
幹部を中心とした社員に分担
してもらう仕組みを築けば
経営者の仕事はどんどん減ります。
幹部に仕事を任せる部分が
大きくなればなるほど
経営者は自由に動けます。
多角化を進めていけば
社員達は成長していくので
社長が実務に忙殺される
ことはなくなります。
また、複数の
幹部社員が育つことで
ナンバー2や右腕という
番頭に頼った経営から
抜け出すことができます。
ナンバー2や右腕が抜け
会社が弱体化するケースは
そこらじゅうにある話です。
しかし、多角化を進めて
多くの幹部社員が育成されれば
いざというときも幹部社員に
兼任でまかせながら
しっかりと将来のことを
考えて日々を過ごすことができます。
言うほど簡単ではありませんが
「ぐっとくる会社を、もっと。」
を、スローガンにしているため
自分たちが多角化する事業や
分社化した企業が
ぐっとくる会社でなければなりません。
多角化とこのスローガンの
両輪を回していく覚悟が
最大のモチベーションと
いえるかもしれません。
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜
〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜
~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~
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