今回は弊社のビルメンテナンス事業の
貯水槽の清掃・点検業務についてご紹介いたします。
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貯水槽清掃点検業務は、分譲マンションや
オフィスビルなどで重要な役割を果たしています。
設置者や管理者(マンションオーナー、管理会社など)は、
水道法や建築物衛生法、および地方自治体の条例に基づき、
定期的な点検と清掃が義務付けられています。
これを怠ると罰金や罰則が課せられる可能性があるため、
法的義務を理解し、適切なメンテナンスを行うことが重要です。
貯水槽の有効容量の合計が10立方メートルを超える簡易専用水道は、
分譲マンションやオフィスビルなどに多く、
水道法に基づき厚生労働省登録の検査機関で
1年に1回の検査を受ける義務があります。
賃貸アパートなどにある10立方メートル以下の
小規模貯水槽水道も、トラブル防止のため
水質検査を年1回受けることが推奨されています。
清掃点検作業の基本的な流れは下記のようになります。
1. 事前告知 – 清掃予定と断水について
施設利用者に事前に告知します。
2. 断水・排水 – 貯水槽内の水を排出し、
清掃中が完了するまで断水されます。
3. 清掃作業 – 作業員が貯水槽内に入り清掃します。
高圧洗浄機などを使用することも。
4. 消毒 – 清掃後に次亜塩素酸ナトリウムで消毒を行います。
5. 断水復旧と水質確認 – 最後に水を張り、
残留塩素濃度や水の状態を確認して作業完了です。
貯水槽の清掃は、都道府県知事登録を持つ専門業者が
行う必要があります。また、作業員は厚生労働大臣の登録を受けた
有資格者でなければなりません。
清掃依頼時には、許可登録の確認が推奨されます。
貯水槽設備は10年以上が経過すると老朽化が進み、
錆や亀裂が生じる可能性があります。
設備の機能低下を防ぐためにも定期的な点検・修理を行い、
早めの対応を心掛けることが大切です。
万が一、清掃や点検を怠ると設備のトラブルなどで
大きな修理費用がかかってしまう可能性もあります。
マンションオーナーや施設管理者は、居住者の信頼と
安心を守るためにも、貯水槽の清掃と
定期的な点検を「義務と責任」として意識し、
維持管理を欠かさず行いましょう。
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