SNSが
日曜日はさくら
月曜日は入社式で
彩っています。
本当に素敵な季節です。
前向きなエネルギーを持った
若い人たちが毎年現れるのは
新卒採用の魅力ではあります。
本当のことをいえば
新卒採用に頼らず
あらゆる世代の人たちが
自分の特技を活かして
活躍できるような世界が理想です。
しかしまだ社会は雇用で
なりたっているため
そこまで自由に会社を行き来する
ような世界になっていません。
若い人たちもひとつの会社で
長く勤めたいという気持ちも強く
あるので転職が精神的な重荷で
あることもまた事実です。
しかし、転職も何度か繰り返せば
どういったことをするべきなのかが
見えてくるので精神的な
ハードルは下がります。
転職回数が増えることで
精神的なハードルは下がっても
ストレス耐性が弱いとか
コミュニケーション能力に難がある
というような懸念をされ
定着しない人材だろうといった
見え方をするのでメリットが
薄いのは誰もがよく分かると思います。
コミュニケーション能力が原因となり
転職回数が増える人の特徴として
☑ 挨拶ができない
☑ 営業が苦手
といったものが
浮かぶかもしれませんが
決してそういったものではありません。
では、コミュニケーション能力が低い
人はどういった人でしょうか。
「納得いきません」
「本来はこうあるべきです!」
不透明な評価制度に我慢できない
労働環境が他社と比べて悪い
どんな企業にも大なり小なりの
非合理的な習慣や矛盾を持っています。
それらは一筋縄では解決しない
複雑なものが多く
止む得ないこととして
黙認されています。
そういった事情を深く考えず
「納得がいかない!」
と、同僚や上司、会社と
対立してしまう人がいます。
自分の言っていることが
正しいと思っている場合
会社の代表として戦っている
という気持ちになるようです。
法を犯していたり
明らかな倫理的な問題がある
行動を除けば
職場で安易に対立構造を
作ってしまう人は
厄介者とみなされます。
そもそも視点をどこに置くかで
正論も正論でなくなるものです。
目的や立場によって
別の正論が存在するからです。
そこを理解して主張をしないと
単なる頑固者となってしまいます。
頑固者も信念を貫く人も
強く主張するという点では
似ているものですが
信念を貫ける人は
目的のためなら譲るべきところは
あっさり譲れるものです。
その方が目的を
早く達成できるためです。
一方の頑固者は
プライドが邪魔して
なかなか譲れません。
正しいことを強く主張しただけ
と思っていても
実力があっても
業績をあげていても
面倒なやつだと思われると
会社に居づらくなります。
こういった人は
普段のコミュニケーション
は問題なくとれる人です。
挨拶もできて
成績も出せるのに
コミュニケーション能力の
低い人というのは
簡単に対立構造をつくる
特徴があります。
相手の視点に合わせて
主張するべきかどうか考える。
そして相手とすり合わせる努力を
最後の最後までして深く考えた上で
それでも譲れないのであれば申し出る。
転職回数の多い人というのは
こういったところを
軽視している傾向があるか
気づいていても止めることが
できない感情の循環が起きています。
多様な働き方を推奨して
時代の流れに合わせて
成長産業に人が移り変わることが
いいことだとわかっていても
転職をしたがらない日本人で
転職回数が多い人というのは
会社との信頼関係を築けない
可能性がある人材ではないかと
懸念されるわけです。
1つの企業にながく勤めるのは
そういった相手とのすり合わせ
能力が十分にあったかどうかの
わかりやすい指標なので重要視
されてしまいます。
せっかく入社したので
辛抱強く働いてくださいという
新入社員向けのメッセージです。
4日連続で目線ネタでした^^;
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜
〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜
~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~
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