ある人には見えていて
ある人には見えていない
そういったものは
世の中たくさんあります。
知っている人と
釣り船に一緒に乗ると
特定の人だけ
やたらめったら
釣れていたりします。
その人には
自分には見えていない
釣りのコツというか
絶対的なポイントというか
そういったものが
見えているようです。
釣りの素人である
自分からすると
何をどうしているのか
ぱっと見て気づくこと
すらできません。
それはちょっとした
ポイントで簡単に見落とす
レベルのことかもしれません。
何回か餌を取られたら
針が痛むので新しいものに
変えてしまうとか
この種類の魚がいる深さは
こういった深さであるとか
そういったものもあるよね
と想像がつくものから
実際に聞いてみると
そんなことにも気を配るべきなのか
と想像さえしていないことを
準備しないといけないこととか。
ビジネスの設計図を作るときは
自分たちの想像ができる範囲で
様々なことを想定してつくります。
しかし、実際にやってみると
想定していないことがたくさん
発生するものです。
肌感覚からしても
事前に想定できることは
2割で残りの8割は
根性というか
スポーツでいうと
言葉では説明できないけれど
訓練して少しずつできるように
なるような非論理的な要素に
頼るような感覚です。
事業の計画を作るときに
完璧な想定で作るつもりでも
実際には完璧な計画は
とても困難なので
残りの8割は現場で
アジャストする
根性論というか
気持ちの面がとても大切です。
頑張って完成させた
計画も成功要素の
全体でいえばの2割。
それだけ
計画を作り成果に
繋げるためには
経験値も欠かせません。
でも、経験値に頼り過ぎると
新しいものも生まれませんし
前年昨対5%アップの売上で
なんていう計画が生まれがち。
そこには大した物語がなく
進歩も存在しない。
想像から未来を創るチカラ
経験から課題を潰すチカラ
その2つのチカラが
ないと新しい事業が
生まれないし
生まれても、上手くいかない。
ビジネスには
ゴルフやスノボのように
訓練すれば徐々に
上達できる要素もあれば
専門家だからこそ
見落としてしまう
要素もあるので
激しい環境の変化の中で
未来を予測したり
他者への想像力を高めたりする
ためにアイデアを
出す人も必要になる。
その海に魚がいるのか
その海に魚がいないのかさえ
わからないのに
新しい漁法で釣果を
ださなければならないとき
想像力と経験値
この2つをいかに
噛み合わせるのかが
致命的に大切になる。
押したり
引いたり
そういった経験を
通過しなければ
新しいものは
出来あがらないもの。
偶然ではなく
計画的に新しいものを
生み出すというのは
それだけ難しいし
価値があるので
押したり
引いたり
すり合わせたり
ここを嫌がると
新しいものは
生まれません。
でも、
押したり
引いたり
すり合わせたり
いつもやっていると
それはそれで
疲弊しちゃいます。
それでもやるのだから
新しいものを生み出す
人の価値は自然と高くなる。
しぶとくそういった
価値を生み出し続けれる
人でありたいものです。
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株式会社シナジー
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