自分には約20年ほど
遡りますが
21歳〜25歳まで
PCのことを詳しく教えてくれた
先生がいます。
当時のことなので
Windows98 SEが
WindowMeに切り替わる頃。
当時は特殊な技術を使った
コミュニティにいましたが
彼が詳しく教えてくれたおかげで
随分と救われました。
ただ、4年も毎日連絡を
していましたが
彼のことはあまり知らず
わかっているのは
当時、東北大学の院生で
修士課程を修了して
博士課程にいたということ。
名前もわかりませんし
今はどこにいるのかも
わかりません。
ほぼ毎日チャットを通じて
コミュニケーションをとっており
彼には随分と助けられたものでした。
多くの人は
実際に顔を合わせることが大切で
リアルなコミュニケーションが
大切だといいます。
しかし、人を選ぶとは思いますが
文字だけの
コミュニケーションでも
信頼関係は十分に
つくれるのだと学びました。
当時、まわりの人からは
「よく、顔も知らない人と
毎日連絡とれるね」
「知らないひとを
信用できるものなの?」
と、随分と不思議がられたものです。
その後、Mixiが登場し、多くの人が
フェイスブックや
インスタを使うようになり
当時、ネットでの出会いを
いぶしがってた人たちも
SNSを通じて出会い
現実の世界で仕事を
するようになるなんて話は
今では珍しくなくなりました。
常識は時代によって
あっさりと変わるものです。
頭のいい人は
たくさんいます。
暗記が得意なひと
計算が得意なひと
アイデアを出すのが得意なひと
頭がいいという定義には
いくつかの種類があります。
一般的に頭が良いと
されるひとは
暗記に優れたひとと
計算に優れたひとです。
この二つがあれば
受験勉強も
論理的な仕事の組み立ても
こなすことができます。
では経営において優れたひと
とはどのようなひとでしょうか。
記憶力のいいひと
論理的に考えられるひと
発想力があるひと
経営に役立つスキルを
数え上げればきりがありませんが
自分がひとつ選ぶとすれば
それは
「考え続ける事ができる」ひと
ではないかな、と。
もちろんですが
元々の頭の良さは、大切です。
しかし、考え続ける
ということは
とても難しいものです。
難しいというよりも
根気が必要です。
ゴールの見えないことを
何時間も続けられるひとは
多くありません。
ほとんどの人は
1時間も考えれば
結論を出そうとします。
ですがそのような結論には
さほど意味がありません。
余程の天才でもない限り
1時間の思考で新しい何かを
生み出す事はできません。
現状を分析し
細部を確認する。
課題と目的を的確に
把握するだけで
簡単にに1〜2時間は
過ぎていくものです。
考え始めるのは
その後の話です。
そこからの2〜3時間
ああでもない
こうでもないと繰り返す。
気の遠くなるような
思考の先に
課題解決のヒントが
ようやく見え始めたりします。
考える事は
誰にでもできます。
しかし、考え続ける事は
そう簡単にはできないものです。
特に頭のいいひとは
考え続ける事をしないもの。
ゴールのない思考
それには正解も
不正解もありません。
自分なりの
答らしきもの
しか存在しません。
その
「答らしきもの」を
手に入れる事は
経営者にとって
とても大切なこと。
そこに辿り着いた
経営者の考える
商品やサービスには
哲学があります。
その哲学は
経営の根幹となります。
考える事を止めない
途中で結論に走らない
納得のいくまで考え続ける
常識はあっさり変わります。
常識にとらわれない
ということは
本質に向けて
自問自答しなければならない
大変なことです。
そこにたどり着くには
自問自答を何度も繰り返す
とても手間な儀式が
きっと必要なわけです。
プレジデントアカデミーでも
考える項目が
たくさん出てきます。
自分たちの
「答えらしきもの」を
にたどり着くためにも
考え続けることを
どうやめないかが
とても重要だと感じています。
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株式会社シナジー
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