カープはV旅行ですね
日本シリーズに出ていないと
リーグ優勝したといっても
気持ちがついていきませんね
リーグ3連覇という言葉が
ネットでもささやかれてますし
緒方監督の言葉にも出ましたが
そんなに甘くはありません
補強を見ても他球団は既に
動き始めています
横浜DeNAは阪神から
大和をFAで獲得しました
阪神は新外国人選手の有力候補に
韓国・ハンファのウィリン・ロザリオ
との獲得交渉で大筋合意となりました
韓国球界で2年連続
打率3割、30発
100打点以上を記録
待望していた4番候補の加入は
大きな戦力となります
巨人は埼玉西武ライオンズから
FA宣言をしていた
野上亮磨投手を獲得
今季24試合に登板して144回を投げ
11勝10敗、防御率3.63という成績
外国人補強では
中日からゲレーロ獲得に
乗り出しています
チームの最多本塁打が
マギーの18本というレベルでは
長距離砲が不足しているのは明らか
確実に仕留めに来るでしょうね
そして
我々広島はどうかというと
特に補強のニュースはありません
やはりペナントレース前から
勝敗を決めてしまう重要な要素は
「人材」です
人材確保が十分できていなければ
ペナントレースの見通しは
決して明るくありません
勝負の行方を決定づけるのは
戦力 × 戦略 × 士気
という3つの要素だと言って
異論のある人は少ないでしょう
ソフトバンクを優勝に導いた
工藤公康監督はこの3つの
バランスが優れています
例えば戦略という要素でみれば
ラミレス監督の方が上だった
かもしれません
しかしながら、戦略だけでは
優勝することはできません
優勝を逃した昨季は
モチベーションの高い
秋季キャンプを実施して
選手がしっかりとついてきており
士気を高める能力も
素晴らしいと感じましたが
戦力補強の能力も素晴らしく
課題であった本塁打力については
本塁打35本を放った
デスパイネ選手を獲得するなど
良い顔ぶれを揃えました
企業経営も野球と同じで
オフシーズンの
人材確保は大切です
たとえばこの4月に入ってくる
新人はどの程度のレベルなのか
競合他社よりも優秀な人材を
獲得することができていれば
今シーズンは勝てる可能性が
高くなります
逆に競合他社のほうが
戦力補強に成功していれば
不利な条件で1年間戦い
続けなければなりません
プロ野球の場合
勝負は戦う前から
始まっているといえます
プロ野球では時折
監督を替えて1年で劇的な
結果を出すチームもありますが
中小企業の場合は
社長や社員を簡単には替えられません
それだけに、ビジネスの場合は
企業の勝敗は、野球以上に
戦う前から決まっている
といえます
企業経営者には
野球の監督と同じように
戦力補強、士気向上、戦略立案の
3つの能力が求められるでしょう
大変失礼ですが
中日のように来年
「絶対ここは優勝しないだろうな」
というチームはあります
優勝するチームは予想が難しくても
優勝できないチームは
予め明確に予測がつくものです
ファンなら当然期待しますが
あの戦力で優勝しろと言う方が
無理でしょう
会社もそれと似ていて
戦略がたてられないとか
人材教育ができないとか
一つ一つの場面で競合に全て負けて
結果的に売上や利益などで上回る
というのは不可能だといえます
一つ一つの項目全てで
勝つことができれば良いのですが
それが難しいので
自社はどの項目で絶対に勝つのか
という戦略をたてて
何をもって勝つのかというところまで
落とし込まなければなりません
しかし、現実はどうかというと
社員は皆なんとなく会社に来て
社長は「がんばるぞ!」と気合を入れて
なんとなく頑張っているという程度です
誰も口にはしませんが
現在は明らかな好景気です
現在がいつまでも
続くわけではありません
むしろ今赤字だとか
苦しいといっている企業の未来は
かなり厳しいでしょう
話は脱線しましたが
たった1年のペナントレースであっても
プロ野球では戦力確保にあれほどの
労力と資金をつぎ込みます
その何倍にもおよぶ
長い企業経営のために
それほど人材確保ができるかが
すでに会社の明暗を分けています
人材の確保のために
今何をしていますか?
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜
〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜
~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~
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