東京・銀座の
中央区立泰明小学校が
高級ブランド「アルマーニ」が
デザインした約8万円の
新制服導入を決め保護者から
批判が上がっているようですね。
子供の教育に良い素材の
服を提供して教育として
活用するというのも
考えとしては別に異論は
特にありません。
いい悪いは個人的には
気にならないのですが
’87~’91年に起こったバブル
の頃は、全身アルマーニの
ソフトスーツが大流行しました。
金のネックレス
金のロレックス
スーパーカーも流行して
ブランド全盛の時代
だったと思います。
都市伝説かもしれませんが
当時はそれはもうモテる
アイテムだったようです。
型が古いとか
型が新しいとか置いておいて
もし今
コーディネートが
全身アルマーニで
ロレックスで
スーパーカーでお出迎えは
なかなか痛い気がします。
高くてハイステータスな
ブランド物だから全身で
着ればOkだろう的な考え方
相手が女性でなくとも
見透かされてしまいます。
シンプルなデザインの
ブランド服などもありますが
その場合誰にもその服が
ブランドかとか高い服とか
気付いてもらえません。
自ら言おう物なら冷やかに
『その服そんなにするんだ……』
で終りです。
『そんなにお金かけてその格好・・・』
って評価されるようです。
高いお金かけて
その言葉は悲しすぎます。
いい素材だから
いい性能だから
という基準だけでは
人は選ばなくなりました。
選ぶ基準は
自分に合うか
自分らしいか
という自分に基準があります。
今の時代、アルマーニが
高いから売れないのではなく
全員がアルマーニ最高
という時代ではなく
欲しくないから買わないだけ。
ほしいものであれば、買うはず。
人が欲しいものを作れば
売上はどんどん伸びる。
日本は消費の最先端国家です。
モノやサービスが溢れた結果
知らず知らずのうちに日本人は
もっとも進んだ
消費者になっています。
求職者の
会社選びも全く同じ
全員がハイステータスな
ブランド企業を求めている
わけではありません。
自分自身のこだわりと
自分らしく生きていけるかを
しっかりと見極めようとしています。
自分たちのこだわりポイントを
何なのか明確にして
わかりやすく伝えることで
求職者は見つけやすくなります。
何がいいかという基準は
人によって全然違います。
すべての人を幸せにする
ことはできないと諦めて
たった1つを徹底的に
こだわり、「好き」になってもらう。
何に対して「ぐっとくる」か
それは、ひとそれぞれの時代。
採用は大変な時代だけれども
「好き」でしかたない
こだわりポイントをしっかりと
確立する。
全身アルマーニの男は確かに
痛いが、アルマーニの制服に
ぐっとくる人もいるはずです。
確かに、公立学校だと
難しいかもしれない。
しかし、これが企業だと
こだわりポイントで面白い
のではないかと思うわけです。
みなさんの
こだわりポイントは
明確でしょうか?
採用には大きな差が
出ますよ。
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜
〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜
~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~
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