就活生インタビュー第1弾(取材日2022年7月7日)
Contents
広島大学3年 M.Kさん 出身:山口県
専攻:数理情報
志望業界/職種:IT系/システムエンジニア
趣味:ゲーム、古着屋巡り、邦楽を聞くこと
人物像:同じサッカーサークルの同級生です。
1年生の頃から単位を落とさない優等生、
それに加えてフレンドリーで広い交友関係を持っています。
Q.就活を始めたのはいつ頃からですか?
A.5月中旬くらいです。
Q.5月中旬になってから思い立ったのですか?
それとも「5月中旬に始めよう」って前から考えてた?
A.5月になって、先輩から「就活大丈夫?」っていう連絡が来て、
それで始めようと思いました。
Q.今取り組んでいる就活は具体的にどんな事?何か大変なこととかありますか?
A.企業分析とか、自己分析とか大変ですね……
あとは、インターンの応募締切とかが企業によって違うから、
それの把握・管理も大変だと感じています。
Q.行きたい業界は決まってますか?
A.IT系・情報系ですね。
最近は数理情報系の授業が増えてきて、ITパスポートという資格も取り、
ちょうど良いかな、一番得意な場所かなって思って決めました。
Q.なるほど。業界が決まってるのはすごく良いですね!
IT系の中でもどういう職種に就きたいかは決まっていますか?
A.今は、エンジニアかなと考えていますが、
正直こだわりはまだあまりありません。
IT系なら何でも良い、くらいの感覚で見ています。
Q.じゃあ行きたい企業とかもあまり決まっていないですか?
A.そうですね、特に決まっていません。
Q.これから企業を選んでいく時に何を重視しますか?
給料、知名度、職場環境、場所とか。
A.職場環境ですかね。やっぱりホワイトなところが良いです。
先輩とかの声を聞いて、ここ良いよってところを良いと感じます。
給料とかに強いこだわりはなく、働きやすいところが一番ですね。
Q.ホワイトな企業の定義って具体的にあげるとすると何ですか?
A.残業が少ないところですかね。月13時間以下が良いです。
あと、完全週休2日制で、休日出勤がないところで、
プライベートも大事にしたいです。
Q.場所はあまり気にしないですか?
地元が近い方がいいとかは考えていますか?
A.前までは広島とか岡山がいいと思っていましたが、
今はあまり気にせずいろんな企業を見ています。
でも田舎すぎるところは少し嫌で、でも東京も疲れそうだから、
中間くらいが理想的ですかね。。
Q.給料にも強いこだわりはないみたいですが、
ベンチャー企業も選択肢に入れていますか?
A.確かにベンチャーは給料が低いところも多いかもしれませんが、
それでも全然良いです。
リスクはあるかもしれませんが、若いうちから活躍できるのが良いと思います。
もちろん、ホワイトな環境であればっていう考え方でベンチャーも見ています。
Q.企業を選ぶ上で、大企業で知名度があるかどうかは気にしませんか?
A.全然気にしていません。ホワイトかどうかが一番です。
◯◯さん(去年卒業したサークルの先輩)が就職した△△グループみたいに、
最初聞いた時は知らなかったけど調べてみたらすごく大きくて良い企業だったじゃないですか。
そういうところばっかりだったので、知名度は気にならないですね。
僕たちが知ってる企業名なんて本当に一部だから、広く見ることが大事だと考えています。
Q.面接みたいな質問になってしまいますが、
いま日本で人材不足の中小企業が多い原因は何だと思いますか?
A.やっぱり知名度のある企業の方が安心だと感じる人が多いからだと思います。
給料の面でも将来性でも大手の方が良いイメージがあるから、
大手を目指すのは当然といえば当然かもしれません。
正直、中小企業は給料が低いっていうイメージや先入観が
みんなの中にあると思います。
Q.M.K君は大企業かどうかは気にしないと言っていましたが、
周りはやっぱり大手志向が多いですか?
A.そうですね。大手しか出さないという学生も多いです。
大手就職は合コンとかでステータスにもなるので。
Q.就職先としてだけじゃなくて、インターン先としても大手企業が人気ですが、
M.K君はインターンを探す時に何を重視しますか?
A.一番は対面形式かどうかですかね。
あとは職場の雰囲気を感じられるので日数はある方がいいです。
1dayとかweb形式は正直行きたいと思いません。
インターンに行った実感が湧かないと思うから、絶対に対面形式が良いですね。
Q.最後に、転職とか昇級で具体的なキャリアプランとか考えていますか?
A.今は転職の時代って言われていますが、今はそんなこと考える余裕はないですね。
本当にわからないですが、現段階では一つの企業で長く働きたい派です。
30歳までにはそこそこ良い地位まで上がっていたいですね。
▷「知っている企業名なんて本当に一部だから、広く見ることが大事」という軸
「知名度のある企業=安定・安心」という認識を持つ学生は多いですが、
「知っている企業は一部で、その他をしっかり広く見ることが大事」
という彼のような考えを持つ学生は少なく、
それが”絶対大手志向”の就活生が多い要因なのではないかと思いました。
▷学生によって違う”ホワイトな企業の定義”
休みがちゃんとあって残業が少ないというのが一般的なホワイトの定義と考えられますが、
その量や考え方は学生によって異なります。
学生にとっての理想的な環境をひとりひとり具体的に聞き出して、
自社にマッチするか見極めることが重要だと感じました。
▷対面型インターンで企業の魅力や雰囲気を知る
彼のように、給与や福利厚生よりも
労働環境や職場の雰囲気を重視する就活生は少なくありません。
インターンは対面形式にこだわるという彼の考えからもわかるように、
自社の魅力や職場環境・雰囲気を就活生に知ってもらうためには、
対面形式のインターンが効果的な手法であると考えられます。
経営や採用のお役立ち情報をお届けします。
シナジーメルマガ『ぐっとレター』に登録