某大手チェーン店のカレーと秋田犬の子犬を見ると
後藤を思い出すと言われました。
ふたつの共通点を考えて
「茶色」という結論にいたりました。
休みの日であっても日焼けどめは
ちゃんと塗ろうと思います。
さて、前回から始まった
「なぜその仕事を選んだのか?特集」
第2弾の今週は、カリスマ美容師Y氏に
スポットを当てていきたいと思います。
私をはじめ、シナジーの面々が
いつもお世話になっているY氏。
どのくらいお世話になっているかと言いうと
Y氏「今日はどうされます?」
後藤「どうしますかねー」
Y氏「じゃあ、いい感じにしときますね!」
という会話をほぼ毎回繰り返すくらい、
お世話になっています。
髪に対する主体性のなさといったら・・・
毎回のことなので申し訳なくなります。
実はこちらのY氏、
このブログリレーのテーマを決めた時から、
どうにか登場させられないかと
狙っていた人物のひとりでした。
なぜなら
Y氏はいつも楽しそうに
仕事をしているからです。
わたしは働き始めるまで
仕事というものは大変で、
つらいものだと思っていました。
将来の夢がない子どもだったので、
仕方がないかもしれませんが・・・
自由な時間を切り売りすること=仕事
働いた経験がないだけに、
本気でそう思っていました。
実際に働くようになってみると、
想像していた「仕事」はあくまで
想像だったことに気づきました。
それでも働いていると、
どうしても大変なことはあります。
だからこそ、
いつ見ても楽しそうに仕事をしているY氏に
「美容師という仕事を選んだ理由」を
聞いてみたかったのです。
以下、シャンプー中の会話の抜粋です↓
後藤「なんでYさんは美容師になろうと思ったんですかー?」
Y氏「うーん・・・別に美容師じゃなきゃ、というのはなかったんですよ」
後藤「それ本気で言ってます?」
Y氏「本当です(笑)」
後藤「じゃあなんで、きついイメージのある仕事に?」
Y氏「人と話すのが好きだからですかねー」
後藤「人と話せるから、美容師さんになったんです?」
Y氏「そうですね、美容師だといろんな人と話しながら仕事ができるんで!
たいていの人は、美容院で髪を切るでしょう」
後藤「たしかに・・・」
Y氏「それで、ここで働くうちに、自分の店を持ちたいなと思うようになったんです」
後藤「なんでまた?お店もたなくても、お客さんと話すことはできますよ?」
Y氏「うちのボス(社長)を見てると、いいなーって」
後藤「ここのボス・・・」
Y氏「ボスはみんなに愛されてるでしょ?」
後藤「キャラ濃いけど、みんなボスのこと好きですよね」
Y氏「そうでしょう!」
・・・
シャンプー中という、
メモが取れない上に寝落ちしやすい状況を
選んだというミスチョイスは痛いですが、
おおまかにはこのような会話でした。
私が面白いと感じたのは、
いまや専門的な知識も技術もトップクラスのY氏ですが、
美容師という仕事を選んだきっかけは
その本質(髪を切ること)ではない部分にあったことです。
そして「社長のようになりたい」という現在の夢も、
ただ美容師としての社長ではなく、
その人間的な部分にも魅かれているのです。
仕事を選ぶ時、
どのような形で誰に貢献することができるのかを
考えることも大事です。
それはきっと、仕事のやりがいにつながります。
思うようにいかない時も、そのやりがいを思うことで、
もうひと踏ん張りがききます。
また仕事を構成する業務との、向き不向きも大切でしょう。
やりがいの大きさは、
普段からどれだけその業務と向き合ったかに比例します。
ですが、仕事をすることで「好きなこと」と
どれだけ接点をもてるのかという視点で
仕事を見てみるのもアリなのでは?
そう思わせてくれる、Y氏のお話でした。
それではまた来週!
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