先日、紅茶のパウンドケーキを作りました。
茶葉と小麦粉がたくさん余っていたので作ったのですが、とても簡単に作れるのでおススメです。
レシピが知りたい方は井垣まで☕️
さて、紅茶といえば、世間ではタピオカミルクティーがブームとなっています。
「タピる」という言葉が、2018年度のJC・JK流行語大賞1位を獲得しましたが、それほどに人気を博していますね。
先日とあるニュースを見て驚いたのが、「タピオカドリンクに並ぶのはもう古い」という事。
台湾発祥の“春水堂”は、「スマタピ」という、事前にウェブサイトでオーダーできるシステムを導入しており、会計もクレジットカードで済ませて店舗では商品を受け取るのみというサービスが行われています。
残念ながら東広島には、スマタピはおろかタピオカミルクティーの専門店すらないので、このニュースを見て少し虚しさも感じました。
さて、タピオカが流行として取り上げられ始めたのは約1年前くらいからかな?と思います。メデイアでもよく取り上げられていますね。
多くのタピオカドリンク専門店が海外から日本に上陸したり、日本で誕生していますが、やはり今回のブームの先駆けとなったのはゴンチャではないでしょうか。
そんなゴンチャの戦略が素晴らしいと感じたので、少しご紹介します。
ゴンチャとは、タピオカミルクティーを筆頭に2000種類以上にカスタマイズできるお茶専門店で、2015年に日本に上陸して以来、多くの店舗で行列ができるほどの人気ブランドです。
注目すべきは、STPのポジショニングではないかと思います。
セグメンテーションは、10〜20代。いわゆるZ世代と呼ばれる層です。
ターゲットにはSNS、主にInstagramユーザーに向けて、見た目でも楽しめる工夫がされてます。
ユニークなのはポジショニングで、お茶好きはもちろん、スターバックスやカフェが好きだがコーヒーが苦手な層に向けて打ち出しています。
セグメンテーションでは意外にも性別へのこだわりが大きくはないようですが、その理由として、取ったポジショニングがあるようです。
ゴンチャでは、売るものはお茶に限定されています。
一般的なテイクアウト型のカフェでは、コーヒーをメインに、フレーバーティーやジュースなども売ってあります。
しかしゴンチャは、お茶のほかの飲み物を販売しないことで、「お茶専門」のブランドイメージを作りました。
さらに、ゴンチャの日本第1号店は原宿の表参道ですが、メインストリートに面した場所ではありません。
しかし、十分に集客は可能でした。
顧客を獲得するために必要なことは、立地よりも“原宿”や“表参道”といったキーワードだったのです。
ストリートを歩く万人の目には止まらなくとも、SNSで拡散、シェアされる層をターゲットに設定しているため、集客が可能という考えですね。
こうして、タピオカブームは今、トレンドへと変化している真っただ中にあります。
東広島にも、いつか上陸することを期待しています。
今回は少し真面目に、ただ食関係という大枠からは逸れずに、ゴンチャのブランディングについて綴りました。
明日、その「ブランディング」についてのセミナーがあります。
皆様の会社は、どんな方をお客様にしたい、できているでしょうか。また、どのように認知されているでしょうか。
ぜひ、そのようなことを考える時間を作ってみてください。
★経営の12分野:ブランディング @7/24[広島],7/25[岡山]
https://www.kk-synergy.co.jp/eventinfo/181094/
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