嘘のような本当の話ですが、
私が生まれた日、母は「なんかお腹痛いなー」と
思いながら、カレーをつくっていたそうです。
筋金入りのカレー好き、後藤です。
ちなみに家族もみんなカレーが好きなので、
朝から平然とカレーを食べる一家でした。
前回は番外編を挟ませてもらいましたが、
「なんでその仕事を選んだの?」特集をを再開します!
題名は違ったような気がしますが、
内容は変わらないのでお気になさらず。
さてカリスマ美容師Y氏の次に取り上げるのは、
クリーニングマスターO氏です。
(自称)東広島市のクリーニング界を牽引する男O氏が、
なぜ起業し宅配クリーニング専門店を
始めることになったのか・・・
お酒があれば、カッコイイことをそれっぽく語れる
O氏にシラフで答えてもらいました。
後藤「いつも取りに来てくださって、ありがとうございます」
O氏「まいど、そろそろ羽毛ふとんもクリーニングしといたら?」
後藤「また連絡するんで、回収お願いします」
O氏「はいよ」
後藤「早速ですが、なんで今の仕事をしようと決めたんですか?
東広島市って大手クリーニング店も多いのに」
O氏「うーん、親が似たようなことをしてたからかなー」
後藤「親の背中を見て自分も、みたいな美談ですか?」
O氏「いやーそれは別にないね!(笑)」
後藤「じゃあ、起業してみたかったとか?」
O氏「たしかにサラリーマンは向いてなかったねー
でも他の業界で起業して、成功も失敗も経験してたからなあ
経営の大変さは身に染みてわかってたよ」
後藤「それでも起業したんですね」
O氏「うん、やっぱり親がクリーニングの取次ぎをしてて
感謝されてた姿は忘れられくて…
でも『もっとこうすればお客さんが喜んでくれるのに』って
思ってたことも覚えてた」
後藤「なるほど」
O氏「後はいろいろと調べてみて、
やるならクリーニングだけじゃなくて
リペアの時代だと思ったんだよ」
後藤「よくO氏のブログでも取り上げてますよね、
私の手帳カバーもお世話になりました」
O氏「そう、みんな誰に相談すればいいかわなくて、
困ってる人もけっこう多い」
後藤「そこにビジネスの匂いを感じ取ったんですね(笑)」
O氏「その通り」
後藤「そして今の日本全国から問い合わせが来るような
クリーニングマスターO氏があると」
O氏「でも、最近は別のことをしたいなと考えてて」
後藤「そんなこと考えていたんですか?」
O氏「プレジデントアカデミーで『ミッション』について考えたり、
ずっとブログで自分のことをふり返ったりしてると、
自分が本当にしたいことが見えてきたんだよねー」
後藤「え、クリーニング辞めちゃうんですか?
私、困っちゃうんですけど…」
O氏「お客さんに迷惑を掛けないようにするから、そこは安心して」
後藤「そっかぁ、また詳しく聞かせてください!」
O氏「お楽しみに!」
自分にとって身近な仕事を切り口に、
地域や社会でのポジショニングを考えて、
今の仕事を始めたO氏。
その仕事と向き合っていくうちに、
本当に自分がしたいことが見えてきたそうです。
フットワークの軽いO氏だからこそ、
本当に自分が
実際にその仕事をすることでしか、
見えてこないこと・気づけないものがある。
クランボルツが
「まずは自分の夢を消化する」ことを重視したのは、
この「気づけないもの」こそが
キャリアを形づくるうえで
大切なものだからかもしれません。
それではまた来週。
今回お話をしてくれた、O氏のHPはこちら↓
https://www.omisejiman.net/iwash/
経営や採用のお役立ち情報をお届けします。
シナジーメルマガ『ぐっとレター』に登録