こんにちは、木曜日担当の徳永です。
今回は、《評価制度とエンゲージメント》について記載致します。
皆さんは《エンゲージメント》をご存知ですか?
エンゲージメントとは、
「従業員のひとりひとりが企業の掲げる戦略・目標を適切に理解し自発的に自分の力を発揮する《貢献意欲》」のことです。
《エンゲージメント》には、
①企業の方向性に対する理解
②帰属意識
③行動意欲
の3つの要素が含まれており、この《エンゲージメント》が低くなってしまうとやる気がわかず、成果にも影響が出てしまいます。
ここまで読んでいただいた方の中には、
「従業員満足度(ES)と同じことか。」
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、ESとは異なります。
ESはあくまでも従業員がいきいきと働くことができる事を言い、企業業績の向上へ結びつきません。
なぜなら、どんなにESを高くしようとも人はその状況になれ、さらに高くすることを求めてしまうため、結局のところ自分たちの首を絞めるだけになってしまいます。
しかし、《エンゲージメント》は会社の方向性に対する理解をきちんと持つからこそ
モチベーションを高く維持することができるのです。
では、《エンゲージメント》を高くするにはどのようにすればよいのでしょうか?
1つは、《評価制度の見える化》です。
なぜ《評価制度の見える化》が《エンゲージメント》を高くするのに役立つのかと言うと、
・会社の目標を意識する足がかりとなる
・自分が会社に求められていることがわかり、自発的に考えることができるようになる
・達成か未達かが本人もわかるので、納得でき次回の行動意欲につなげることができる
という点が上げられます。
しかし、注意していただきたい点もあります。
それは、
・評価の定量化をしっかりと行う
・適性な評価設定を行い、被評価者に評価設定の基準を聞かれた際に答えられるよう論理的に設定を行う。
・被評価者としっかりと話をする機会を設ける
ということです。
注意点をしっかりと抑えた上での運用で、今いる社員の《エンゲージメント》上昇そして業績アップを目指しましょう。
次回は、さらに詳しくこの評価制度について記載致します。
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