【マネジメント】
~失敗するマズイ指示の出し方~
いきなりですが問題です。
~問題~
あなたは、今「ハンバーガー」ショップで副店長として勤務しています。
今日は新入りのアルバイトに、ハンバーガーの作り方を教えることになりました。
ちょうど、「ケチャップの塗り方」講義しています。
「ケチャップは、ミートの上に、均一に塗りなさい。
そのあとで、ピクルスと玉ねぎをケチャップを
塗ったミートの上に載せなさい」
さて上記の教え方は非常に”まずい所”があります。
どこが”まずい所”かわかりますか?
ほとんどの人は、この教え方のどこがいけないのか、わからないでしょう。
おそらく人をマネジメントする立場の人でさえも。
では、どこがまずいのか・・・
マネジメント・指示出しにおいて大事な事は
「2W2R」だと言われます。
”2W” とは
①「What(何を)」
②「Way(どうやって)」
”2R” とは
①「Reason(理由)」
②「Range(範囲)」 です。
これを元に考えると問題に出てきた副店長の
”まずい所”がわかるはずです。
それは What(何を)しか指導していない ということです。
これでは、なんのためにそしてどうやって、
ケチャップを塗るのかがわかりません。
ではどうすれば良いのか・・・
「2W2R」です。
ただ、何もできない新人相手に2W2Rを
全て伝えると混乱する場合もあります。
まずは、2W(何を、What)(どうやって、Way)
をしっかり教えるべきです。
ハンバーガー屋さんの場合で言えば
「ケチャップは均一に塗りなさい。←(What)
そのためには、
ケチャップをミートの真ん中に丸く落とすといいですよ」 ←(Way)
という具合です。
このように指示を出せば、「何をどうすればよいか」
新人アルバイトでもわかるはずです。
そして更に2RのR(理由)を付け加えると
更なる効果を期待できます。
「ケチャップは均一に塗りなさい。 ←(What)
そのためにはケチャップをミートの真ん中に丸く落としなさい ←(Way)
そうすればどこから食べても同じ味になります。」 ←(Reason)
理由がわかれば、「そのためにやっているのか!」
と教えられる人の”納得度”が上がります。
そして理由を教えることで、その他のことも見えてくるようになります。
アルバイト
「(どこから食べても同じ味・・・?
ってことは、ピクルスも均等に配置した方がいいのか!)」
いかがでしょうか。
伝え方の工夫一つで、新人アルバイトが
自ら考えるという所までたどり着くかもしれないのです。
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