「いい意味で、裏切られました」
ジースタイラスさんと
共同で行っている
スカウト型新卒採用イベント
「Gメン32」に参加された
経営者の言葉です。
正直、そう言って頂けると
思ってました。
その方は口説かないつもりで
イベントに参加されたようですが、
結果的には学生を
真剣に口説いていました。
経営者はいい人材と出会うと、
口説かずにはいられないの
でしょうね。
そのときに、
どんな言葉で口説くのか。
小さな会社が採用を
成功させるためには、
口説くのは絶対に必要な技術です。
ですが、どんな人でも
共感するというビジョンや言葉
などこの世には存在しません。
人の思いは千差万別。
ある人にとってはとても魅力的
に思えても、
全くそう感じない人もいます。
ミッションは
何のためのものなのか。
誰のためのものなのか。
なぜ、そのミッションなのか。
耳ざわりのいい言葉だけでは、
人の心を動かすことはできません。
言葉が社員や顧客の心を
惹きつけるのは、
その言葉の裏にある「思い」が
伝わるからです。
情報量が増え、
感性が進化した現代の私たちには、
その思いの本質を感じ取っています。
どれが正しいとかいう
経営哲学などではなく、
どう生きたいのかという
人生哲学に学生は反応しています。
スカウト型採用イベントでは、
社長以外の経営者もしくは
社員の方も参加されます。
社長さん以外の人が
学生を口説くのであれば、
自分がこの会社で働く意味を
伝えないといけません。
もし、その答えをまだ明確な
言葉にしていない人は、
考えるはずです。
「自分はいったいなぜこの会社で
はたらいているのだろう?」と。
スカウト型イベントに参加すると、
社員の育成がすすみます。
本当に自分はこの
ミッションに共感しているのか。
それはいったいなぜなのか。
伝えることによって、
言葉はようやく社員の考えや
価値観と混ざり合います。
口説くという活動は、
選考型の採用とは、
違う角度で会社を成長させます。
残念ですが、
ミッションとこだわりを整理した結果、
それに共感できないという
社員が必ず組織から出てきます。
なぜかというと、それは、
ミッションを軸にして人を採用
してこなかった結果だからです。
信用できそうだし、
売上も上がりそう。
そんな基準で採用するので、
短期的には良いのですが、
長期的には会社の求心力を
弱める結果になっています。
価値観の共有はできても、
価値観の強制はできない
ものです。
結果的に、
スカウト型採用イベントは、
企業の成長を支えていると
実感しています。
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株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜
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