古い話ですが、
自社の採用力を上げるために、
まブログで楽しそうな活動ばかり
掲載した時期がありました。
これは一定の効果があり、
様々な人が当社を
気にかけてくれる
きっかけになりました。
これを見て
ありがたいことに、
「御社しか考えれません!」
「こんな会社で働いてみたいと思っていました!」
と、言ってくれる学生が増えました。
しかし、こういった活動に
共感して集まってくる人は
どちらかと言えば、
ストレス耐性の低い人材が多く、
楽しく仕事をするかよりも、
楽しませてくれるのではないか?
という期待が滲み出ていました。
彼ら彼女らも自分では
気づいてはいませんでしたが、
入社を希望する動機が
仕事のやりがいを求めてではなく、
ストレスない職場で
働きたいというものが中心です。
あらためて、
採用の難しさを感じました。
仕事のやりがいというのは、
やはり難しい問題です。
やりがいとは、
その人がやる仕事の成果に
期待がかかっているときに
生まれます。
酒まつりのボランティアの
仕事をみていると
よくわかります。
仕事そのものは、
人がやりたがるようなものでは
決してありません。
仕事の内容自体に、
やりがいがあるとは
思えないようなことばかりです。
しかし、ボランティアに
参加してくれる学生や
大人の多くは、
「やりがい」を口にします。
報酬や仕事の面白みさえ
度外視したやりがいは、
彼らの仕事に寄せられる
期待が大きいからだといえます。
酒まつり実行委員会に
多くの人が集まり、
ワイワイやっている。
そんな多くの人が
ボランティアの活動に
期待を寄せてくれる。
こういった部分が
その人達のやりがいになって
戻ってきているのだと思います。
事実、
生きがいのない人が、
仕事にやりがいを持つことは
難しいことですし、
仕事にやりがいは全く無いのに
人生が充実している
ということは実際には
ありえません。
仕事そのものに、
やりがいがあるとか、
ないとかではなく
自分自身が何に
やりがいを感じれるかが
大切だということです。
仕事自体にやりがいがあるのではなく、
その仕事にそれぞれがどうやりがいを見出すのか。
そして、会社はそれをどう作る手伝いをするのか考えないといけません。
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株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜
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