酒まつりは、
1974年に誕生したお祭り
「みんなの祭り」を、
1990年に当時の
東広島商工会議所青年部の
メンバーが中心となり「酒」を
シンボル化させ発展させた祭りです。
以来、酒好きはもちろん、
酒が飲めない人や家族など
幅広い年齢層の人が楽しめる
お祭りとして
酒都西条を代表する
一大イベントととなりました。
毎年両日合わせて20万人以上が
来場するイベントです。
2日目に入りました
この「酒まつり」
もともとが
「みんなの祭り」
という名称で、
酒都西条を象徴とする「酒」を
シンボルとしながらも、
幅広い世代の人達が
参加して、
楽しめるお祭りになっています。
マーケティングの世界で言えば、
”みんな”というものは
とても厄介です。
しかし、
これだけ大規模な祭りになると、
幅広い世代の人に楽しんでもらう
工夫をすることそのものは、
悪くはありません。
ある一定規模になると
多くの人を巻きむ必要があります。
もし、トヨタが大衆車を捨てて
レクサス一本に絞り込んだら
ここまでの規模には
なっていないでしょう。
ある一定の規模になるには、
多くの人を巻き込まないといけません。
余談ですが、
私たちシナジーは
平成20年6月に社名を
ビルテックサービス有限会社から
株式会社シナジーへと
変更しました。
これは、
ビルメンテナンス専業者だった
創業当初から事業が拡張され
幅が広くなったことで、
社名変更にと踏み切りました。
企業は事業のほかにも
時代や環境に合わせて
変えていかなければならないものは
いろいろあります。
会社の立地、人材、戦略
これらを変えることを
躊躇する社長は多いものです。
社名を守り通しても、
会社を潰してしまったら
意味がありません。
個人的には、
社名に社長の名前が入っている
ような会社は随分不利だと思います。
その会社に入社する人は、
「ここは同族経営で、
どんなに頑張ったところで
自分は社長にはなれないだろう」
という印象を与えるからです。
採用やマーケティングに
不利だと思えば、
大切だと思っている
社名さえも、
もっと大切なものがあれば、
変えていく必要があります。
酒まつりは、
酒都西条を代表する切り口を
持ちながらも、
生まれた頃からの
”みんなの祭り”
というコンセプトも
まだ息づいています。
お祭りも、企業も
時代に合わせて変化し続ける。
そういった
時代やステージにあわせて
変化をさせていくことの大切さ。
今年の酒まつりから学びました。
みなさん、お疲れ様でした。
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜
〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜
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