日本ハムは大谷選手が
来シーズンから
大リーグでプレーしたいと
申し入れてきたことを受けて
ポスティングシステムを利用て
大リーグ移籍を認めるとのこと
大谷選手は去年
投手として10勝
防御率1.86
プロ野球最速の165キロを記録
打者としては
自己最多のホームラン22本を打ち
史上初めて投手と指名打者の
2つの部門でベストナインに選ばれました
過去の歴史をいくつも塗り替え
本当に華のある選手ですよね
ぜひ大リーグで
活躍してほしいものです
新入社員研修で
「プロ野球選手の
使命とは何だと思いますか?」
そう言って何人かの社員に
「君はどう思う?」
と聞いていきました
するとそれぞれに
「怪我をせず試合に出続けること」
「塁に出ること」
「ホームランを打つこと」
と、思っていることを
言ってくれます
試合に出続けることも
いかに塁に出るかも
ホームランを打つことも
突き詰めていけば
プロ野球選手としての
それなりの真理だといえます
別に間違っている
わけではないでしょう
100人の選手がいれば
100人の考えがあり
100人のファンがいれば
100通りの答えがあるもの
自分自身が好きで
見て応援するのであれば
別にそれでよいのでしょう
しかし企業のミッションは
ある程度方向性が
定まっていないといけません
100人の社員がいれば
100人の考えがあり
なんていっていると
社会から何を
任されているか
任されようとしているか
わからなくなるからです
ちなみに
プロ野球選手は正式には
一般社団法人日本野球機構に属します
この法人の事業目的は
我が国の野球水準を高め
野球が社会の文化的公共財
であることを認識しこれを普及して
国民生活の明朗化と
文化的教養の向上を
はかるとともに野球事業の推進を通して
スポーツの発展に寄与し日本の繁栄と
国際親善に貢献することを
目的とする
となっています
要約すると
野球を日本に浸透させ
国民を明るく賢くし
国際交流を活性化させる
そう考えると
大谷選手はその使命を
果たしているように感じますよね
大リーグに行くのは
日本プロ野球界の損失だ!
という人は
決して少なくありませんが
NPBの目的から考えると
そんなに間違っている
わけではなさそうです
ちなみに勝手ながら
新入社員教育のときに
プロ野球選手の使命は
「ファンを感動させること」
と、伝えてきました
試合に出るのも
塁に出るのも
ホームランを打つのも
試合に勝つのも
優勝することさえも
ファンが感動し
心が動かされるための
ひとつの要素でしかないと考えています
だからこそ
負けても意味のある
ぐっとくる試合もあれば
勝ったとしても
つまらない試合もある
勝っても負けても
ウダウダ話しができるのは
心が動かされているから
ミッションをしっかりと
考え伝えなければ
ファンを感動させることが
目的ではなく
塁に出ることや
ホームランを打つことが
ミッションになる社員が出てきます
自分のために
頑張るのがアマチュアで
その最高峰がオリンピック
人のために頑張るのがプロ
社会人はそれぞれがプロで
あるべきなのでしょうから
自然と人のためという
ミッションを背負うことに
なると考えれば
塁に出ることや
ホームランを打つことが
ミッションだと思う社員が
増えるのはまずいわけです
なんのために
この仕事をするのか
目的と手段を取り違えないために
本来あるべき姿を
伝え続けなければなりませんよね
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
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