小学生の頃
偶然ラジオで流れてきた
大江千里の
「あいたい」という曲を聞いて
大江千里のファンになりました
小学生のときだったので
そのときに流行りだしていた
CDレンタルショップに行って
CDをたくさん借りては
ダビングをしました
先日、打合せが終わって移動中
音楽でも聞こうかと
久しぶりにYouTubeで
大江千里を検索したら
シングル・カットされていない
「Rain」という曲があるのですが
その曲を「秦基博」と
槇原敬之もカバーして
発表していました
本当にいい曲なんですが
シングル・カットされていないのに
よくこんな曲に目をつけたな
と感心していたんですが
「君の名は。」
で一躍有名になった
新海誠監督が2013年に作った映画
「言の葉の庭」
この作品のエンディングテーマとして
使われていたようです
「君の名は。」
でいう、前前前世の位置です
この作品では
背景は雨が重要な要素を担っていて
新海誠監督も
「雨は3人目のキャラクターと
いっていいくらいウエイトがある」と
語っていて
シーンの約8割が雨のシーンで
構成されています
そのため大江千里の
「Rain」が使われたのでしょうね
映画といっても
たった46分しかなく
そのため人物の背景説明が
し過ぎず、もしくはないままですが
その説明のなさのバランスが良いです
映像が本当に綺麗で
実写かのような雨や
人物の色使いなど
ため息が出るほど
言の葉の庭に登場する
主人公のタカオは
靴職人を目指しています
これという理由はなく
なぜか、靴職人になりたい
と感じているようです
多くの人が
自分を自己分析して
どんな仕事が合うのか?
など、色々さがして
自分自身の仕事を探そうとします
主人公のタカオも
15歳の子供の夢なんて
将来叶いっこないという
漠然としたプレッシャーもあるようで
社会人で大人のヒロインに
感情をぶつけてしまいます
現代社会で若い時期から
やりたいことが固まり
夢を持って大人になれる人は
多くありません
内閣府が発表している
若者・こども白書
若者の考え方についての調査
(若者の仕事観や将来像と職業的自立,就労等支援等に関する調査)結果から
15歳〜29歳を対象に
仕事観について
きいてみると
仕事を選ぶ理由として
何がどれくらい大切か
この2つを見ると
人は生きていくために働き
会社は大きくなくてもいいが
収入は多いこと
というのが若者の条件だと
読み取ることができます
多くの人は生きていくために
働いていると言っていますが
現実を見れば
生きるためには全く必要のない
お洒落がしたい
旅行に行きたい
お酒も飲みたい
おいしい料理も食べたい
踊ったり
人の作った架空の話をみたり
することにお金を使っています
気持ちでは
生きていくために働いている
と、経営者も若者も
社員も思っていますが
現実は
誰もただ生きていくためだけに
働いてなんていません
やはり生きるためだけではなく
何か生きる以外の
余計な何かをするために
人は働いているのだといえます
生きるために食べ、食べるために働く
こんなつまらない人生を
若者が想像しているとしたら
当然未来に希望はありません
しかし、本来はそんな心配はなく
本当は生きていくだけなら簡単です
しかし私たちは
それだけでは満足出来ません
お洒落がしたい
旅行に行きたい
お酒も飲みたい
おいしい料理も食べたい
つまり、人生を楽しむために、
私たちはあくせく働いているわけですが
多くの現代人は
そのことを忘れてしまっています
だからみなさんは
なぜ働くのか?
と、若者から聞かれたら
人生を楽しむためにだよ
と、言って
ぜひ希望を与えてほしい
と思っています
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
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