楽天の星野仙一球団副会長が
4日に亡くなったと発表がありました
70歳で、死因は明らかに
なっていないそうです
現役時代は中日のエースとして活躍し
引退後は中日、阪神、楽天の監督を
歴任されました
何より、計4度のリーグ優勝を飾り
楽天時代の13年には
初の日本一に輝きました
17年に野球殿堂入り
「燃える男」
「闘将」
と呼ばれ、巨人を倒すために野球人生を
ささげてきた男がこの世を去りました
沢村賞を受賞した74年には
V10を阻止して優勝しましたが
「日本シリーズは邪魔
俺は巨人を倒したからいいんだ」
と言い切ったほど
巨人を倒すことに執念を燃やしました
「強い巨人に勝ちたいんや」と
その思いは引退後も変わることはなく
常に打倒巨人を掲げていました
印象的だったのは
2003年の
阪神のリーグ優勝
2013年の
楽天のリーグ優勝&日本一
2003年の阪神のリーグ優勝は
就任1年目で
18年ぶりの優勝という快挙
当時は金本、伊良部を獲得し
コーチには田淵を招集
今岡誠、赤星憲広
藤本敦士、吉野誠ら若手が
急成長し首位を独走して
7月8日には
セ・リーグ史上最速となる
優勝マジック49を点灯させます
圧倒的な強さでリーグ優勝
2013年の
楽天のリーグ優勝&日本一は
2012年の布石がよく
星野チルドレンと呼ばれる
釜田佳直、辛島航
枡田慎太郎、銀次などの
生え抜きの若手を抜擢し
活躍させましたしリリーフだった
美馬学を先発に転向させるなど
人材活用のうまさを随所にみせました
しかし、何よりもすごかったのは
2013年、3人の現役メジャーリーガー
アンドリュー・ジョーンズ
ケーシー・マギー
斎藤隆を獲得したこと
ドラフトでは2位で則本昂大を指名し
2013年の開幕投手まで任せます
大切な開幕戦をプロ公式戦経験が
ない新人選手に任せるのは実に
29年ぶりのできごとでした
その後則本、田中将大と
過去に見ないほどの偉大な記録を
打ち立てて弱小楽天は
優勝しました
星野監督が好きだった
弱小チームを強くして優勝に導く
そういったのは監督業の醍醐味でしょう
当時弱小だった
阪神タイガースや
楽天イーグルスというチームを
優勝させたからすごいのであって
やはり巨人を優勝させたとしても
星野監督がこれほどまでに
「名将」と騒がれることはありません
しかし、巨人を倒す
その思いだけでは
決して弱いチームは強くなりません
星野監督は確かに
「士気」を上げるのも上手でした
しかし、何よりも
オフシーズンの戦力補強に
真剣でした
企業経営も同じですが
戦力補強
士気向上
戦略立案
この3つは監督と同様
中小企業の社長にも求められます
そのどれがかけても
上手くは行かないでしょう
どんな人材補強をして
やる気になるしかけをつくり
ビジネスモデルをいかにつくるか
ビジネスモデルが悪く
人材の能力が低いのに
よいサービスができ
よい結果が得られるかというと
もちろん無理がでます
チームをどう作るかという大切さを
星野監督の功績は
教えてくれたように思います
勝つチームを作るには
人材確保が優先事項
この有効求人倍率で
採用活動をするのは
簡単ではありませんが
人材の重要性を教えてくれる
偉大な事例です
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