キャリコネニュースが
採用に関して
昨年の9月から10月初旬にかけて実施した
調査結果を見てみます
上場企業274社
非上場1964社
合わせて2238社からの
回答が出ています。
全体の採用充足率は
前年と比べて
4.7ポイント減り83.0%
採用が難しい状況が続いていますが
上場企業は採用充足度は
95.3%
非上場企業の採用充足度は
77.8%
非上場企業よりも上場企業が
17.5ポイント上回っているので
学生に有利な売り手市場であるため
大手に人材が集中しています。
業界別で見ると、
「金融」 98.0% が一番高く
「サービス」は69.5%と
苦戦しています。
また、「内定者数の不足(63.6%)」を理由に
半数以上(51.7%)の企業が
「採用を継続する」と回答しています。
「良い人材がいたら追加採用したいから」
(37.1%)
「内々定辞退の補充」
(20.7%)
といった理由を見ても
積極的に人材を補充したい姿勢がうかがえます。
しかも、予定数に未たない場合の対策として
「中途等の即戦力で補充」が最多の54.0%を占め
転職を狙う社会人経験者にもチャンスが多い時期
でもあります。
「採用難が続く」と見るも
およそ2割は「採用数を増やす」
「2019年卒の採用の見通し」を訊くと
7割以上が「厳しい」と回答しており
来年度も採用は厳しい状況が
続くと予測しています。
しかし、厳しい状況の中でも
さらに採用を増やす考えの企業は2割ほどあります。
2019年の採用数を「増やす」と答えた
企業は前の年と比べて0.4pt減ったものの
18.0%で、「減らす」(9.3%・前年比0.6pt減)を
上回っています。
この調査で見えてくる傾向として
「2018年卒で目標に達しなかった分を、
次年度で取り返そうという姿勢がうかがえる」
という傾向が見えます。
今年だめだった部分が
「来年も厳しい」と予想するなかで
補えるとは考えにくいので
各企業は対策を打っています。
採用活動の一環として
「インターンシップ(職場体験)」
を実施する企業は56.7%と
調査開始以来過去最高になっています。
時期は2月が最多で、
次に8月が多いということですが
ここは例年通りです。
インターネットを利用し動画や
オンラインで説明会を行う
「WEBセミナー」の実施率は全体で1割。
上場企業に限ると4社に1社が実施しています。
メリットとして「場所(距離)時間・
会場のキャパシティを選ばない」ことがあります。
企業は社内の若返りも図っており
確実に採用への意欲が高まっています。
なお、採用活動の終了時期(予定含む)は
6月~9月にかけてがピークですが
「12月」と答えた企業も多い傾向があります。
今後活動を継続する企業は、
年内に採用活動を終了することを視野に
入れているといえます。
調査元「キャリコネニュース」
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株式会社シナジー
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