人生で初めての岐阜県でした
22歳までバンド活動を
していたのでお金がない
ただ行くだけの日々でしたが
行っただけであれば
行ったことがある土地は
一般の方と比べると
多い方だと思います。
しかし、岐阜県は
中国地方の人間からすると
なかなか行く機会がないものです
東海地方の人から見る
中国地方もまったく
同じなんでしょうけれどね^^;
今回の訪問は
地元の商工会議所の
青年部活動をしていますが
(以降、「YEG」とします)
そのYEGの全国大会が
岐阜かがみはら大会
として開催され
6,000名以上の
若手経営者が
集まりました。
テーマは
STAND BY ME
終始、OASISの
STAND BY MEが流れ
同世代だな^^;
と実感します。
日本商工会議所青年部では
地域の中小企業の声
次世代の経済人としての
生の声をとりまとめ
今回この全国大会で
日本商工会議所に対し
政策提言書をつくり
渡しました。
その政策提言は
大きく3つ
長いのでシンプルに要約すれば
1.事業を引継ぐ時の減税
2.中小企業のホワイト企業の
表彰制度策定
3.高校生の地元定着の促進
それぞれ
どれも大切なことですね
3番の
高校生に対する産官学連携
による地元定着の促進
というのは
東広島YEGと
基本的な思想が同様で
特に自分たちの地元固有の
問題というわけではなく
日本国内全体の課題
であるということが
よくわかります^^;
確かに行政の力添えも
必要ですが現実的に考えれば
その効果は微々たるもの
なぜかというと
地元を離れる学生の多くは
地元に就きたい
仕事がないので
大学進学を機に地元に戻らない
だけだからです
つまりそれは
地方中小企業の魅力が
不足していることが原因です。
自分たちの不足している
企業としての魅力を
行政とただ連携したところで
ぐぐぐっと自分たちの
魅力が増すわけでは
ありません
せいぜい一緒に若者に
地方に残って欲しいと
うったえかけるとか
Iターンや
Uターンを
懸命に都会で促すという
過去山のように
失敗してきたことを
少し切り口を変えて
繰り返すだけになります。
色々な中小企業を見ていますが
企業の大小に関わらず
魅力のある企業には
人材が集まっています。
この高齢者が増え
若者が急速に減少し
地方が衰退する悩みは
政策ではなく
若手経営者が多くの若者に
未来を感じさせ
ワクワクさせる
よし!やるぞ!
と感じさせる
そういったビジネスを
生み出さなければ
若者はその地には
集まらないものです。
もう、答えは
出ていて
自分たちの会社の魅力を
しっかりと高めることが
できれば人は地方にも集まる。
地元の若者に
地元に残ろうなんて
声をかけるのは
やめないといけません。
可能性のある若者には
好きなところへ行き
好きなことをやってもらうのが
この国にとっては良いことです
人は好きで得意なことを
やるときが一番生産性が高いし
やりがいを感じるものです
願わくば
ワクワクする仕事が
自分たちが支える企業であれば
嬉しいのですが^^;
産学官の連携はとても
大切なことではあります。
日本列島改造論
ふるさと創生事業
そして最近聞かれなくなった
地方創生というワードですが
行政主導で散々失敗してきた
この”地方を主役に”という話は
経営者の覚悟が必要です。
誰かにとって
魅力的な企業になれる
そんな活動を
支援するような活動に
してほしいと思うし
自分自身も
そんな会社づくりを
したいと思っています。
国が何をしてくれるか
ではなく
自分が国に何ができるか
を考えると
果たすべきは
自社の魅力を少しでも上げる
ことに尽きるわけです。
地方の人口減少解消は
魅力的な企業を
一社でも地元に
育成できたかかどうかの
結果の総和となるはず
いつまでも同じところ
グルグル回ってないで
未来へ向かってしっかり
歩を進めていきましょう^^;
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
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