イタリアのナポリで
デザイナーの
ビンセント・バルバートと
ジャコモ・バルバート兄弟が
商標を登録した
Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)
という社名を争って
裁判が行われていましたが
この名称をめぐる裁判で
兄弟はまさかのAppleに勝利し
Steve Jobsの名称を利用した
事業展開が認められます。
Steve Jobsの商標を最初に
登録したのは2012年。
当然のことながらAppleの
法務部から兄弟に対して
警告の書類が送られ
やがて裁判となります。
そして、この裁判に
兄弟は勝利。
2014年の8月にヨーロッパの
公式機関にあたる
欧州共同体商標意匠庁が
商標登録に対する反対は
完全に認められないと
判断しました
それまで兄弟は
複数のアクセサリや
デニムなどの衣類を
Steve Jobsのブランドのもとに
製作していました
Appleは引き続き
バルバート兄弟が使用するロゴ
たとえば上画像右上の
「かじられた葉っぱ付きのJ」
について
裁判を続けたのですが
裁判所はバルバート兄弟が
ロゴを使う権利があると判断
裁判所によれば
「Jは食べ物ではないから
これはかじられた跡ではない」
としたそうです^^;
現在バルバート兄弟は
Steve Jobsの名称と
ロゴを世界中で利用する
権利を所有すると主張しており
さらには衣装だけでなく
電子製品の事業も始めたい
としています。
またすでに、中国ブランドとの
電子製品製造に関する話し合いも
進めており
さらには
Steve Jobs Phoneという
Androidスマートフォンの
構想もあるようです。
もし万が一Steve Jobsブランドの
スマートフォンが登場すれば
Appleは全力でその販売を
反対すると思いますが…
社名がそのものが
反対される^^;
社名がSteve Jobsなら
さすがに反対されますよね
Contents
ちなみに自社の社名
シナジーの反対語は
ご存知ですか?
シナジー効果の反対語として
使われる経営用語で
有名ではありませんが
アナジー効果
というものがあります。
事業と事業の間における
マイナス効果
それぞれの事業の
価値の合計よりも下回ることを
意味するビジネス用語です
経営多角化戦略やM&Aによる
経営戦略はシナジー効果を
得やすいのですが
組織拡大によって
□意思決定スピードの遅れ
□企業統治の弱体化
□異なる人事評価制度の乱立
などによって
アナジー効果が発生しやすい
傾向にもあります
そのためシナジー効果を
目的とした経営戦略を行う際は
アナジー効果を排除するように
緻密な組織運営と
業務改善が必要になります。
経営の多角化やM&Aは
重複する業務を
統一することができ
そこにかかる費用の削減が
期待できます
しかし、適切な
統合ができなければ意思決定に
遅れが生まれてしまい
アナジー効果を
発生させてしまいます。
そこで組織を円滑に
運営するためにも
□経営方針を合わせ
□仕組、制度、システム等を統合
組織が一体になるような
組織運営が求められます
大きなシナジー効果が
見込めるM&Aや
新規事業を行った
にもかかわらず
最低ラインを
超えることができず
アナジー効果となって
しまった場合
相互に悪循環を
招いてしまいます。
このようなアナジー効果の
発生を防ぐためには
シナジー効果を目論む
M&Aや連携を
どこで発生させようと
設計するか十分な検討が
必要となってきます。
アナジーを
常に予測して排除し
再現性の高い
シナジーを発生させる
技術を磨く
事業の多角化が進む
シナジーも
そういった組織運営の
技術が求められています
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜
〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜
~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~
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