社内の話になりますが
統合したシステムにするのは
自分自身にとって
大きな課題です。
このシステムには
理想の形はあるものの
サグラダ・ファミリアの様に
新しい部分を作ると同時に
完成部分の補修もしなければ
ならないことになり
完成には膨大な時間を要する
のだろうとも思っています。
いつも思うのが
システムに傾倒しすぎて
人をないがしろにしていないか。
システム運用に
行き詰まっているとき
出会ったのが
googleの元CEO
エリック・シュミット氏が
書いた本。
How Google works
私達の働き方とマネジメント
本の帯には
「Googleはこの方法で成功した!」
と煽りコピーが記載されていて
期待して読んでみましたが
残念ですがすぐに取り入れれそうな
手法は書かれていませんでした。
その代わり、
興味深いことが書いてありました。
本部機能の役割を考えるにあたり
示唆に富む文章が
271P
事業は常に業務プロセスを
上回るスピードで進化
しなければならない。
だから
カオスこそが
理想の状態だ。
そして、カオスのなかで
必要な業務を成し遂げる
唯一の手段は「人間関係」
社員と知り合い
関係を深めるのに
時間をかけよう。
どれだけシステム化しても
それを上回る変化を
事業が起こし続けることが
正しい流れであるということ。
イノベーションを起こしている
googleの発想らしい部分です。
私たちの事業は
昔からある従来型の産業
企業形態やビジネスモデルの
サービスもありますので
ここまでグルグル激しい変化
はしていません。
しかし、昔からある産業も
サグラダ・ファミリアの様に
ITの登場で劇的な変化が起きて
工期予測が150年も縮まるように
オールドエコノミー産業も
ITを融合させて様々なプラス
反応が起きています。
古い産業にも必要な
システム化ですが
世の中と自社の
高速変化(カオス)に対応すべく
たえず変化する未来にむけて
人間関係を含めた
環境づくりに力を入れて
一人一人のコンディションへの
配慮は本当に必要だと
考えさせられています。
カオスが大前提だが
それを人間関係で乗り切る!
システム化ってあらためて
人間くさい仕事ですよね。
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
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