今日は東京で
高付加価値型
アウトソーシング研究会
に参加してきました。
最近参加できていなかったので
久しぶりにあうメンバーが多く…
と、思っていましたが
参加者数が130名近くいますと
知り合いになかなか会えない…
というか知らないほうが多い。
この研究会は人材サービス業界
(主に派遣)の地位向上を目指し
派遣法の運用、動向分析などを
しっかりと行っている研究会です。
今日のゲストは
「ゆるい就職」
「しゅふJOB」
「”変態x真面目”採用」
こんな変わった採用を駆使して
HR業界では有名な
株式会社ビースタイル
代表取締役会長
三原邦彦 さん でした。
主婦のパートタイム派遣
(しゅふJOBスタッフィング)から
始まったビースタイルの事業は
「しゅふJOBパート」
「これからの転職」
「時短エグゼ」など
時代の変化に合わせて
業態を広げられています。
ビースタイルという
社名の由来となっている
best basic style
という言葉も
時代に合わせた価値を創造する
という意味だそうです。
そして、今最も注力しているのが
「しゅぶJOB」という
採用媒体となるメディアを
育てること。
三原さんの話で響いたのが
こういったオウンドメディアを
片手間で成功させるのは
無理だと判断したエピソード。
A/Bテストを行いユーザーの
動きを事細かに観察し判断し
事業の決定を下していく。
本気で成功させようと思えば
社長業をしながらこの
オウンドメディア事業を成功
させることは無理だと判断して
自分で立ち上げた会社の
社長業そのものを人に託す
といったような判断を
されたようです。
社長業を捨ててまで
成功させないといけない
事業への投資
ここまで様々なビジネスを
成功させてきた三原さんが
口にしたのは
「このメディア事業が
いままでのビジネスで
最も難しい」
と言わしめるものでした。
幾度もA/Bテストを繰り返し
ユーザーの反応率を
少しでも向上させようとする努力
行き詰ったプラットフォームを
完全に捨てて新しいシステムを
完全にゼロから作り直す決断。
湯水の如く流れていく資金、
それを他人任せにせず
適正なのか判断し続ける日々。
まさに、不退転の決意の中
自分の信じる未来を目指して
突き進む話はヒヤヒヤものでした。
本当に突き進んだところで
正解がそこにあるのかどうかさえ
わからない状況で
社長業さえ投げ出して
投資し続け
判断し続けるのは
まさに覚悟です。
なぜ、そんなに傾倒するのか。
ITを絡めた企業の
利益成長率を見る限り
挑戦していく価値がある
という判断をしたようです。
単純に儲かるレベルではなく
今後影響力をもてる事業を
いかに育てるのか。
三原さん自身が苦悩の中で
挑戦している姿はやはり
カッコイイです。
HR業界の中で
上手にブランディングして
上手に収益を出している
企業くらいに思っていましたが
全然そんなんじゃない。
柔軟なのに
覚悟がある。
暗闇でジャンプする。
自分が目指すものに
熱狂する。
「おかしい」と言われても
「やり過ぎ」といわれても
自分で覚悟してやる。
それが成功法則だとは
思いませんが
わからないときは
自分自身で熱狂する。
本当にこれって大切。
これからのビースタイルが
どういった企業に成長するか
しっかりと見届けたいと思います。
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜
〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜
~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~
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