以前、愛知県の会社に訪問
したときに
若手社員のひとりが
「○○株式会社様行ってきます!」
と、元気に出ていきました。
それがとても素敵だな
と感じたのを覚えています。
社風は社員一人ひとりの意識
(考え方や取り組み姿勢)や
行動からつくられます。
挨拶をするかしないかも
職場の習慣なので
その会社の風土
そのものといえます。
その会社の人たちに
「今のいいですね」
と、いうと
「何がですか?」
と、言われました。
意識して取り組んで
いるんですよ〜!
とか、ドヤ顔で言われるかと
思ったんですけれど
むしろ、何がですか?的な。
社員が外出するときに
訪問先を皆に
明るく声をかけて出る。
こういったことが
できている会社は少ないのですが
なぜ声をかけて出るのかが
理由を誰に聞いても
わからないといいます。
深掘りして皆に聞いていくと
結局のところ
「社長がいつもやっていた」
ということが
その行動が浸透している
ポイントでした。
社長にそれを伝えると
「へぇ、俺がやってるからか。。」
と、意外そうでしたが
こういった良い習慣は
社長が率先してやると根付くものです。
そして、強い組織、伸びている会社ほど
良い習慣を長く継続しています。
成長する会社ほど
一人として例外なく当たり前を
徹底する努力を重ねています。
会社が大切にする価値観を
社員が理解して大切にすることで
組織力が高まる。
さらにチームで
成果を上げるためには
円滑な人間関係を築く
コミュニケーションが必須です。
そのコミュニケーションの
第一歩が挨拶をどう明るくするか
挨拶があるからこそ互いに
一言かけて感謝の言葉が行きかい
会話の量を増やすこともできます。
結果、風通しのよい風土によって
スピーディな「報連相」が生まれ
連携・支援する体制が生まれて
業績向上につながるのです。
つまり
良い習慣を
実践する風土の上に
社員の成果や
会社の業績が
成り立つというわけです。
たかが挨拶
されど挨拶
といわれるゆえんはここにあります。
そうはいっても
挨拶は人から強要されて
行っても何の意味もありません。
挨拶の必要性を感じて
各人が主体的に取り組まなければ
職場に根づいていかないのは
言うまでもありません。
挨拶をすることは
目的ではありません。
今以上に
明るく元気で働きやすい
職場風土づくりをするための
手段のひとつが「挨拶」だ
という認識が必要です。
挨拶することで
皆が働きやすくなります。
働きやすい職場は
業績向上に繋がり
企業のイメージアップや
お客様の信用
満足度にもつながることを
社員が理解する必要があります。
最初の愛知県の会社の
事例をみればわかりますが
社長が本気で取り組めば
職場が変わります。
挨拶をする本質を理解し
それを実践するためには
トップから率先して
挨拶をするのが早い。
こうした取り組みは
どうしても打ち上げ花火的に
なりがちです。
最初は勢いがあっても
継続できずいつの間にか
立ち消えてしまうため
社員側も
「かけ声だけで終わってしまうだろう」
と、本気で取り組みません。
ここで大切なのは
社員はもちろんですが
トップや役員、管理職が
先頭に立って本気で
取り組むこと
そしてそれを
継続することですが
社長や役員、管理職が
目を見て社員に対して
明るい挨拶をしている
職場ってあまりみかけませんよね。
わかっているけど
できない。
いい会社にする
秘訣なんてものは
身近にあるものです^^;
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜
〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜
~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~
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