学生のみなさんは
就職活動がそろそろ終盤に
差し掛かって来ましたね。
大手企業を狙っている学生さんは
今から本番というところでしょうが
中小企業は随分と終わりに
近づいています。
今日話しをした学生の中で
「人材系の会社は外面がいい」
という言葉がありました。
お。よくわかっていらっしゃる。
外部によく思われる
タイプの人は
気が利くし
いつも笑顔だし
平等であろうとするし
結構いい人です。
でも、その反面
身内には結構厳しくて
愛想が悪かったりします。
居ますよね。
そういった人。
いい人と、
いい人を演じている人
この二人を比べれば
誰だって
いい人の方がいいですよね。
いい人を演じている人は
裏でなんだか嫌なこと
言っているかもしれませんし。
役割上、いい人を演じないと
いけない場合が多いのかもしれません。
人材系の企業では
☑転職を相談する
☑悩みを相談する
そんな窓口になる担当者は
やはり「いい人」でなければ
相談しようとは思いませんよね。
相談したら
「アホか。そんなの自分で考えろや」
とか言われたら
相談しようという気が萎えちゃいます。
人材系の会社は
どうしても色々な企業に
相談してもらうところから始まります。
いや、全ての企業はそうだ!
と、思う人もいるかも知れませんが
鉄を削る職人が
親切そうにして
相談を受けなければ
いけないかというと
決してそうではありません。
ぶっきらぼうで
笑顔がなくても
仕事はできます。
笑顔でなくとも
鉄は削れますから。
話しがそれましたが
仕事上、いい人でなければ
ならない職業というのは
一定数存在します。
人材系の会社はまさに
その領域のはずです。
だからこそ、
いい感じの人が多くもありますし
いい人そうな人が多くもあります。
ただ、外のパッケージが良くても
中身が悪ければ期待値との差分が
ガッカリ分となるので
パッケージと中身は差がなければ
ないほうがよりいいわけです。
でも、どこをどう切ってもいい人で
仕事の能力も高くて申し分ない人は
そんなに大勢はいません。
みんな少なからず背伸びしています。
大切なのは
それが、いい人になろうとしている
背伸びなのか。
ただの虚像なのか。
最初はフリでもいいんです。
いい人そうなフリ。
でも、少しずつでも
本当にそうなろうとしているのか
騙そうとしているだけなのか。
学生もそうですが
迷って背伸びしている発言も
まだまだ本心じゃないけれど
そうなればいいな・・・
と、どこかで思っている気持ちが
あればそれでいいわけです。
企業も学生も不完全なので
悪意のあるのはダメですが
まずは、いい人の
フリを許容すると
企業も学生も疲れないかもしれませんね。
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
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