古い話ですが
2017年6月にFacebookのCEO
マーク・ザッカーバーグ氏が
give people
the power to build community
and bring the world
closer together
(人々にコミュニティ構築の力を提供し
世界のつながりを密にする)
という新しい
ミッション・ステートメントを
発表しました。
創業来これまで
making the world
more open and connected
(世界をよりオープンにし、つなげる)
というミッションを掲げ
どちらかと言えば
比較的薄く広い人間関係を
維持する場をつくってきた
印象があるFacebookでしたが
このミッション変更は
社内でも随分話題になりました。
わかりやすい整理として
ミッションは不変
戦略は変更可能
とする考え方があります。
ミッションは
その企業の存在意義であり
時代を超えて変わらない
事業の目的を表したもの。
戦略は、その目的を
実現するための打ち手であり
環境に合わせて変えていくべきもの。
この2つを対比した整理すると
こうなりますよね。
変わらないミッションが
あることによって
判断基準が明確になり
ぶれない軸をもった経営が
実現しやすくなる。
それも間違いはないのでしょうが
Facebookの様なIT新興企業は
創業時と少し時間軸が変われば
果たすべき役割も
変わってきたりするものです。
掲げたミッション
(※たどり着きたい場所)
に到達したとするなら
やはりそれは更新するべきですよね。
Facebookはただ
ミッションを変更しただけ
だと思っていましたが
そのミッション変更に伴って
様々な変更点が加えられたようです。
つなげることを最優先していた
以前のアルゴリズムから
つながりを密にするという
方針転換をしたので
意味のあるコミュニケーションが
交わされているかどうかが
Facebook上での影響力に
直結してきてるようです。
Contents
・ほかの人の写真やステータス更新に
コメントをしたり「いいね!」する・友人がシェアした投稿に反応する
・友人とのグループトークを始めるため
メッセンジャーでリンクを共有する
今までFacebookの
影響力を強めるアルゴリズムは
投稿に対してより多くの
反応があるようなものを
アップすることが影響力を
強める設計になっていました。
しかし、今はユーザー自身が
どういった反応をFacebook上で
行っているかも影響力を決める
ポイントになってきているわけです。
また、新しい注意点として
プロフィールの中で非公開のものが
多ければ多いほど影響力が下がります。
Facebookが良くないと思うものを
共有したり投稿し続けると
影響力が下がるようです。
その他にも
ミッションを軸とした
思想の変更に伴って
様々なアップデートがあるようです。
仕事でお使いの方は
少しだけ意識されてみると
いいかもしれませんね。
本当はもっとたくさん
あるのですが
今日はこれくらいで。
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
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