5月になり、新緑の季節。
ずいぶん暑くなってきましたね。
官公庁は5月からクールビズで
それに合わせてノーネクタイの
方も多いのではないでしょうか。
私たちシナジーのクールビズ期間は
6月からですがいつだったか
クールビズというのは軽装の代わりに
冷房の設定を28度にするなど配慮し
省エネと経費削減に取り組もう
ということで
君たちのやっていることは
単なるノーネクタイだよ
と言われたことが有ります。
オフィスワーカーの業務で
28度は結構暑いので
25〜6度に設定することが
多いのですが
そう言われると本当にそうです。
クールビズと言わず
ノーネクタイと言ったほうが
正確かもしれません。
みなさんは、クールビズ期間
28度に設定されますか?
ちなみに集中力を調査する
専門機関によると
集中力が高まる温度は
男性は23度~25度
女性は26度ぐらいが
最も快適で集中できるという
結果が発表されていました。
この快適な状態ではなく
不快な「28度」の室温で働き続けた結果
かさばった労働時間だけ
電気代ムダになっているのだとしたら
時間当たりでは省エネでも
トータルでは全然省エネじゃない。
結果的にコスト上がって
生産性下げてるんだから
快適な温度に設定して
テキパキ働いて帰ろう
といった発想になるのでしょうね。
人はどうやら1日4時間しか
集中できないんだそうです。
「集中の測り方」に関しては
そもそも「集中」という言葉は
心理学的にも
脳神経科学的にも
定義があいまいな言葉です。
集中を研究しているJINS社が
集中状態の定義をしていました。
細かく書くと長くなるので
簡単に書いてしまうと
人は1分間に平均約20回
まばたきをしますが
集中状態ではこれが
1分間の平均が3~4回
6分の1から5分の1程度にるのだとか。
こういった感じでポイントを3つにしぼり
1.まばたきがどれだけ減っているか
2.まばたきがどれだけ安定しているか
3.姿勢がどれだけ安定しているか
という3つの指標を100点満点にして
平均点が60点以上が「集中状態」
80点以上と「フロー状態」と定義し
計測しているようです。
おもしろいのが多くの管理職は
常に「オフィス」が一番集中
できていないそうです。
人は集中しようと考えてから
深い集中に入るのに
平均23分もかかることが
わかっています。
それなのに現代人は
11分に1回話しかけられるか
メールやチャットの通知が飛びます。
つまり深い集中に入れないまま
1日を終えることが常態化して
います。
その最たる場所が「オフィス」で
知り合いがたくさんいるし
すぐ話しかけられる。
魔法の言葉
「ちょっといいですか?」
と声をかけられることはありませんか。
この「ちょっといいですか?」が
集中を削いでいます。
なので現役プレーヤーとして
優秀な管理者は
社内にいて欲しいときに
スタバでノートPCを
開いて仕事をしているとか
朝はやくのオフィスで
仕事をしているか
夜遅くのオフィスで
仕事をしているか
家庭やチームメイトから
若干の非難を浴びながら
昼間のオフィスという最も活気のある
場所を泣く泣く離れて
自分の仕事に勤しむわけです。
心当たりのある方も多いでしょうが
集中力をあげるために
話しかけない配慮をした
時間を設定してみてはどうでしょう。
シナジーでは
ルールが守れないことが
状態化したので廃止しましたが
1日4時間しかない集中力を活かし
生産性を高めるためにはクールビズ
にとらわれず冷房設定は26度
業務に「没頭」できる
チーム独自の作戦を考えるのが
いいのかもしれません。
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株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜
〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜
~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~
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