今春に大学を卒業し
就職を希望した人の就職率は
4月1日時点で98・0%で
統計を始めた1997年春卒以降
過去最高を更新
前年同期比0・4ポイント増で
7年連続の上昇です。
売り手市場を背景に大学生の
就職希望者も75・3%と
過去最高を更新しています。
過去最高の売り手市場だと
いえる環境となりました。
流石にここまで
内定率が高まると
いえることは
中小企業は普通に
新卒採用をすることは
あまりオススメしません。
どう考えても
成功しにくい。
簡単に大手に入社できて
しまうことを考えると
ただ普通に採用活動をすると
十中八九失敗してしまいます。
雑に言えば
一見良さそうな人材を
採用することは
できるかもしれません。
しかし、大手企業は
様々な採用に関する
情報や知見を駆使して
本当に活躍できそうな
人材を採用する努力をしています。
そういった選考から
漏れた人材であっても
活躍してもらうことが
できないわけではありませんが
可能性のある人材はより
中小企業同士でも
獲得争いが激化しています。
そういった環境で
えいやー!
で採用した人材を
戦力にすることに苦戦している
中小企業が多くあるわけです。
真剣に取り組んでいる
中小企業であっても
採用後の戦力化に苦戦しています。
いつもここに書いていることですが
採用できるからするのではなく
自社にとって優秀な人材は
どういった人材なのかを決めておく。
多くの会社がここを
決めきれてなく
「いい人材がいれば採用する」
といったスタンスなので
なんとなく採用して
戦力化に苦戦しているわけです。
優秀だと思って採用した人材も
企業の戦力として
役立つことがなければ
採用活動は失敗だったと
言わざるを得ません。
入社してみなければ
見えてこない部分があることは
否めませんが
選考の方法や
面接中に使用される質問項目
また応募してきた人材の
評価方法などを精緻化することで
戦力としての可能性を
見極められなければなりません。
今新卒採用をしようとしている
企業の多くは中途採用で
人材が確保できないから
新卒採用をしてみようという
スタンスであることが多く
そういった会社だと
採用プロセスをちゃんと
作り込む活動をしないので
採用できたとしても
大した戦力にならない
人材しか採用できず
新卒採用はやめた!
となることがほとんどです。
新卒採用を行うのであれば
まずは、覚悟からです。
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株式会社シナジー
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