シナジー活動記
2018/07/01 (日)
シナジー 広報

ガラパゴス上等

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日本は無線帯域が
docomoやKDDI
ソフトバンク等の
キャリアに無料で
与えられていました。

 

競売入札で与えられる
欧米とは違い

 

各キャリアは浮いた費用を
端末の開発費に回すことで

 

海外に比べて
携帯電話端末の発展が
非常に進んでいました。

 

 

先に進みすぎて
先取りしたことで
ガラパゴス化してしまった
ということでしょう。

 

海外の携帯電話が
通話とショートメッセージに
主眼を置くのに対し

 

日本の携帯電話端末では
機能を盛り込むことを重視し

 

赤外線・ワンセグ・FeliCa
高性能なカメラなど

 

海外の携帯電話にはない
機能が盛り沢山な状態でした。

 

日本の携帯電話は
先に進みすぎたため
あとからやってきた
世界の共通に合わせる
ということができなくなって
しまったわけです。

 

それはメーカーや
キャリアだけでなく
ユーザーにも
同じことが言えます。

 

最近は減りましたが

 

赤外線がないとダメ
ワンセグが見れないとダメ

 

と言う人がいます。

 

完全に独自の道を
たどってしまっているのです。

 

スマートフォンでも
同じことが起きています。

 

スマートフォンでも
赤外線・ワンセグ
FeliCaを搭載し
完全に日本仕様と
なっているものが多いです。

 

日本人にしか売れない
日本人のための携帯電話。

 

日本の家電製品を
ガラパゴス化と笑い
世界で勝てないと嘆く。

 

でも、本来であれば
それでよかったのかも
しれません。

 

ガラパゴス化
していたからこそ
海外では高機能と
もてはやされていた
携帯電話端末ですら

 

日本国内では
歯が立たなかった
わけですから。

 

日本のキャリアが
スマートフォンに
取って代わられたのは

 

自分たち独自の進化した
ガラパゴス化が
原因ではないでしょう。

 

中小企業が
世界的なイノベーションを
起こす話よりも

 

独自の進化を重ねて
なぜ、そんなことになるのだ!?
と、多くの人から疑問を
持たれたとしても

 

一部の人からだけ
圧倒的な支持をうける
進化を重ねていく
ことが大切です。

 

世界を狙う
製品を開発して
日本人が欲しがらない
商品になるより

 

日本人が喜んで
使う商品を作って
買ってもらう。

 

お尻を洗う
温水便座だって
世界に向けて普及
してきています。

 

日本人の
ごく一部が好みそうな
なんでそうなっちゃった
んだろう的なものでいい。

 

よく、世界基準では…
という話を聞きますが

 

あくまで、日本という国が
そこまで世界にそう必要は
ないのではないかと。

 

当然、Co2の排出や
残業の多さなどはひとつの
指標として重要ですが

 

日本は日本。

ガラパゴス化上等で
いいのにと思っています。
 

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この記事を書いた人
『ぐっとくる会社を、もっと。』を、ブランドスローガンに中小企業を活性化させる活動をしているが、自社でも財団法人次世代普及機構が主催する2017『ホワイト企業アワード』の制度部門で大賞を受賞している。
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