保育園や小学校に
通っている小さな頃は
勉強ができることよりも
足が速いかどうかが
クラスの中では
とても重要でした。
いうほどは
足が速かったわけでは
ありませんけれど
「自分より足が速い人」
に対してものすごい
敗北感がありました。
小さな頃の一番
身近な競争が
かけっこだったの
かもしれません。
全力で走ると
いくつかわかることが
あります。
それは、自分では
手を抜いている
つもりは全く無いのに
全力を出しているのに
全くかなわない相手が
いることです。
足の早い同級生のことを
とてもうらやましく思った
ものです。
実際に小学生が
走るタイムを比べたら
同じ子供かと言うほどの
雲泥の差があります。
短距離走でも
雲泥の差がでるように
人間には、明確に
大きな個体差があります。
小さな子供でも
そんなに差があるので
それから違いを積み重ねた
大人になればその差は
広がる一方ですよね。
長時間労働が
問題視されていますが
なかには好きで
長時間働いているのに
なぜそれを妨げるのか
と考える人もいます。
クリエイティブな仕事は
時間的制約を設けることが
邪魔になると
画一的な労働時間規制に
反感を持つ人もいます。
小さい頃の短距離走ですら
大きな差が開くもの。
人間はそもそも
個人差が大きいもので
それを一律の基準で線を引く
ということは難しいこと
なのだろうと言えます。
ただし、それを鑑みるから
残業が減らないのも事実です。
社員から上がってくる
残業の申請理由には
いつも正当な理由があります。
結局の所、小さい頃の
短距離走と一緒で
仕事の処理能力にも
個体差があるわけで
だからこそ
個別性を鑑みないように
しっかりと基準を
つくらないといけません。
10km走るのに
35分で走れる人もいれば
150分かかる人もいます。
会社は社員に対しては
働いた時間で対価を
還元しなければなりません。
35分で走れる人にも
150分で走る人にも
必ず残業代を支払う
義務があります。
だからこそ
60分でどこまで
走れるかという
基準を設けなければ
なりません。
今日はまだ7kmしか
走れていない
という理由で
残業を認めていれば
自分のきりが良いところ
というのが基準になります。
生産性をあげること。
残業を減らすこと。
残業理由に
不当な理由が上がることは
ほとんどないので
残業を減らすには
社長の覚悟しかありません。
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株式会社シナジー
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