シナジー活動記
2018/07/04 (水)
シナジー 広報

業務マニュアルの、大切な保険。

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仕事の効率を上げるため
昔からよく言われることが
優先順位をしっかりと考えること。

仕事のできる人は
優先順位をつけるのが
上手なのだと説明を
受けたものです。

 

最近では
仕事は優先順位を
いくらイジったところで
仕事そのものを減らさないと
業務効率を上げることができない
ということになり

今ある業務で不要なものを
徹底的に整理し、削減し
一新するという方法です。

 

シナジーでは
単一の事業やサービスを
行っているわけではありません。

 

システムを統合すると
ひとつの業務が
さまざまな取引先や
関係者と結びついて
影響し合っているため

システムを改善しようと
考えるときでも
単独の部署が
自分たちだけすっきりして
終わりというわけには
いかなくなりました。

社員も過去のやり方に
固執しているわけでもなく

誰もが心から改革を望み
前向きに仕事のしかたを
刷新しようと挑戦しますが

既に必要のない業務だと
思って整理してしまったら

複雑な経路を経て
思わぬ遠いところに
甚大な影響が及んだりします。

歯の治療をほったらかすと
かみ合わせが悪くて
体のあちこちに不具合が
生じる現象に近いでしょうか。

 

一見そうは見えない
箇所に影響がでる
といった感じです。

 

企業競争力を高めるために
会社を分社化しつつも
システムは統合していく
という活動を準備していますが

本当にその情報や
手順、手続きが必要かは
そのシステムを統合している
ところしか判断ができなくなります。

なるほど。

 

小さな大企業とはこうやって
できてくるものなのか。

 

と、自分自身も感心しつつも
分社化すれば、それぞれの
事業部やセクションが似たような
システム費用を個別に計上して

統合されないことを考えると
健全な成長のために必要な
儀式なのだろうと考えています。

 

どんな業務も一つ一つは
作業的なものもあるので
システム化を進めることは
できるでしょう。

 

AIやクラウド型ERPによる
システム統合はこれからは
加速するばかりでしょう。

 

少し古い話ですが2012年
三井化学の大竹岩国工場で
爆発火災事故がありました。

このときも、確か必要だと
思わなかった業務を省いて
結果的にそれが重大な事故に
つながったと言われています。

 

一見ムダに見える仕事も
なぜ、それをやらなければ
ならないかマニュアルや
手順書に落とし込まなければ
引き継いだ人は

慣例でただ仕事をするか
改善と思って省くか迷って
しまいます。

 

なぜ、その工程が必要か
書いておかなければ

不要な業務なのに
行い続けるムダが生まれ

必要な業務なのに
取っ払うことで
思わぬ代償を払うという
ムダが待っています。

 

いつも言っていますが
マニュアルを作るのは部下。

 

上司がチェックするとき
見るポイントは
なぜ、その業務をやるのか
というポイントを吹き込むこと。

 

実務的な作業部分については
新人でも文章化は可能です。

 

なぜ、それをやるのか。

 

そこを、記載する。

そこを、記載させる。

 

大切な保険です。

 

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この記事を書いた人
『ぐっとくる会社を、もっと。』を、ブランドスローガンに中小企業を活性化させる活動をしているが、自社でも財団法人次世代普及機構が主催する2017『ホワイト企業アワード』の制度部門で大賞を受賞している。
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