シナジー活動記
2018/07/18 (水)
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わからない人が判断できるように

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若手でも稟議書を
作ることは少なくありません。

ですが稟議書を読むと
意外と必要項目が抜けている
事に気づきます。

 

これは会社の中にある
ワークフローの稟議システムの
項目をもっと調整することで
解決することはできるので
まず対応をしないといけません^^;

本当、稟議書は
仕事そのものだな
なんて思います。

 

<稟議書に必要なつ>

・承認を求める具体的な内容
・案件を実行する「目的」
・案件にかかる「費用」
・案件を実施したときの「リターン」
・案件を実施したときの「リスク」

 

特にリスクに関しては
全くというほど書かれていない
ことが多いものです。

 

システムを修正すれば
事足りるものではあるのですけどね。

 

とても悲しい言い方をするなら
稟議書は「あら探し」を
する仕組みです。

 

こう書くと、本当に嫌な上司に
なったものだと(笑

 

会社に損失を出すようなことに
OKを出せば上司の責任にも
なるのでリスク部分を注目します。

 

ところが、若手の社員は
比較的リスクの認識や記述が
甘くなりがちです。

 

リスクについていえば
単にリスクの内容を
記述するだけではなく

 

そのリスクを念頭に入れて
対処していることを表記すれば
安心して進めることができます。

 

合わせて稟議書で多いのが
「リターン」に対しての成果や
見込みの記述や見通しが甘いもの。

 

1年で投資回収可能
と一言記述されていたので
根拠を求めると本人の感覚
といったようなこともありました。

 

稟議書を回すということを
ムダでその根拠を現場に
求めること自体が

 

管理職の能力のなさを隠蔽する
ためのものではないか!
なんて言う人も世の中います^^;

 

確かに、即断即決で
ドンドン動ければ
いいんですけれどね。

 

でも、稟議書を作るときの

 

内容、目的、予算
リターン、リスクヘッジ

 

を明確して
取り組むということは
ビジネスそのものだと
言えますよね。

 

小さな事業計画的なものなので
稟議書がちゃんと
書けるようになると
事業計画書も少しずつ
かけるようになるともいえます。

 

だから、若手の稟議書チェックは
しっかりとしているつもりです。

 

チェックしなくても
ワークフローやシステムの
項目をしっかりと調整すれば
それで解決なのでしょうけれど^^;

 

あと、最後に言えば
時代の変化が激しくなって

 

上司や決裁権者が
携わったことがないことや
見たことや考えたこともない
案件だって存在しています。

 

自分自身がわからない
ものに対して投資して
リターンを決済していく
経営者も多くいます。

 

経営者やリーダーの
現場感覚もたしかに必要ですが

 

まずは現場から上がる稟議は
現場感覚がわからない人から
見ても判断できるように
明確にしておくというのが大切です。

 

アメリカとか稟議はないよ!
という話はよく聞くのですが
これだけシステムで簡単に
稟議が出せる時代ですので
悪くない仕組みだと考えてます。

 
 

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この記事を書いた人
『ぐっとくる会社を、もっと。』を、ブランドスローガンに中小企業を活性化させる活動をしているが、自社でも財団法人次世代普及機構が主催する2017『ホワイト企業アワード』の制度部門で大賞を受賞している。
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