サッカーは詳しく
ありませんが
ロシアワールドカップ
決勝戦で
フランスvsクロアチア戦
におけるVARで物議が
あるようですね。
正直に言えば
システムが導入されて
より明確になっていくので
それはそれで良いのだと
思っていました。
疑わしいと思ったとき
映像をみて判断する
ことができるという
保険的なシステムが
あるということ。
それを使って間違った
判断になるから問題だ
というのであれば
それはシステムの
問題ではなく
システムを運用する
人間の問題でしかありません。
と、サッカーに興味がない
人間からすればあっさり
おもって終了してしまいます。
ワールドカップを観ている
多くのファンからすれば
納得のいくものではない
のでしょうね。
3年前の2015年9月12日
甲子園であった
阪神×広島戦
2-2の延長12回表
1アウトランナーなし
7番・田中広輔の打球が
フェンス直撃の3塁打と
判定されました。
広島はこのプレーの直後
打球がフェンスを越えており
観客席側にある進入防止用の
ワイヤーに跳ね返って
グラウンドに戻った可能性を
指摘しました。
「ホームランではないか」
と抗議しましたが
ビデオ判定でも
判定は覆りませんでした。
広島はこの回
追加点を挙げられず
試合は2-2の引き分けで
終わったことで
CSへの進出ができなくなり
世紀の大誤審と
呼ばれるようになりました。
2日後
再検証の結果、一転して
「打球がフェンスを越えていた」
として誤審を認めました。
しかし、当然ながら
試合の結果は覆りませんでした。
カープファンは憤ったものの
あの誤診についても
仕方ないと思う部分も
あるわけです。
そういった判定も含めて
プロスポーツなのだと。
CS進出したければ
もっと選手が力をつけるべき。
そう割り切ることが
大切だったと思います。
残念だなと思いつつも
どこかで割り切っていかなければ
こういったシステムを利用した
ルール改善は進んでいきません。
マイナス面ばかり強調されますが
導入されたことによっての恩恵も
あるわけです。
会社でも仕組みやシステム改良
をしようとすると似たような問題は
どうしても発生してしまいます。
働いている人達からすれば
今起こっている
システムエラーの多くは
今回のワールドカップや
カープの幻のホームラン
のような気持ちになるかも
しれません。
ERPやCRMのような
会社の中心に置かれるような
システムは
VARシステムのように
効果はあるけれど
時々エラーを起こします。
その導入効果がすぐに
完全なものにはならないので
DIYのように運用しながら
試行錯誤しつつ
少しずつ自社の目的に
かなったシステムや
ルールに作り替えていく
ことが大切です。
システム導入による
メリットよりもなぜか
エラーの方が頻繁に
取り上げられるのは
ものですが
こういったエラーを
しっかりと乗り切って
良いシステムや仕組みを
育てていかなければ
いけませんね。
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
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