意外に思われる
かもしれませんが
新卒採用では
内定のハードルが低いと
学生は真剣になってくれません。
私達は学生に
次の選考に
進んでもらうときに
3〜4日くらい時間をかけて
真剣に取り組まなければ
提出できないような課題を
出しています。
ここで重要になるのが
この課題に取り組んで
もらうことで
・会社のことを知ってもらう
・学生に求める資質が
備わっているかを見極める
この2つが果たせるような
課題をつくるようにします。
シナジーでは
学生に求める条件に
積極性、コミュニケーション能力
分析力、表現力があります。
それらの要素は
見極めるため
今のシナジーに
応募者がもっと集まるには
どのようにするのがよいか?
という課題を出して
考えて提出してもらう
ようにしました。
そこまで重たい感じではなく
軽めに課題を学生に伝えます。
その中で、多くの学生が
次の選考のときに課題に
答えてくれますが
その答え方は様々です。
Instagram、Twitterが
うまく活用されていないようなので
もっと活用されたらどうでしょうか?
とか
マイナビには掲載されていますが
リクナビに掲載されていないので
リクナビにも掲載してみては?
などの課題解決を
示してもらったりします。
当然、自社の採用活動の
アイデアを学生に考えて
もらおうという発想ではなく
学生の分析力を見るために
出しているのですが
もうひとつ、しかけがあります。
シナジーの課題なので
ネットをただ検索しても
答えは転がっていません。
この課題を正確に
クリアしようと思った場合
本質的なことを
学生自身に
考えてもらわなければ
なりません。
「もっと人を集めたい」
目的は何なのか?
ということです。
人を集めて
採用人数を増やしたいのか
採用する人材の質を上げたいのか
そういった目的をちゃんと
事前に確認してもらわないと
目的からずれた答えが出てきます。
最近の学生は検索が上手なので
課題を出してもネット情報で
それらしい答えにたどり着きます。
だからこそ、それでは答えが
出ない課題を用意しなければ
なりません。
シナジーの課題なので
シナジーの社員に
質問しなければ
わからないような
情報が必要になります。
ここは、学生の積極性や
コミュニケーション能力
分析能力の全てが必要になります。
この能力が低い学生は
自分でネット検索で答えを出しますが
能力の備わっている学生は
目的を確認した上で
予算を確認して
「もっと」という抽象的な値を
具体的な数値に落とし込むために
現在の様々な数値を
シナジーの社員から聞き出して
その課題を見つけた上で
対策となる提案をしてくれます。
どういった人材が欲しいかに
よってアプローチは変わりますが
ネット検索や、自分の頭だけで
考えて提案する他人に対して
働きかけが弱いタイプは
ここを突破することができません。
この段階で課題をクリアできる
人材は3割程度で
7割は失格となります。
しかし、こういったハードルの高い
課題をクリアした学生は
この段階で仕事の魅力や価値に
気づいていくれ
「ここまでやったから
ぜひ、入社したい」
と、考えてくれるようになります。
学生や求職者から見れば
課題が難しいほど
入るのが難しい会社である
という価値が築かれていきます。
また、こういった選考課題で
落ちた学生は理由を明確に
自覚することができます。
一方で、このようなハードルが
高い課題に対して
面倒だからとか
あるいは難しそうだから
挑戦をしないとか
そこまでして入りたくない
という学生であれば
この段階で選考対象から
外すのに問題はありません。
学生に対して
ハードルの高い課題を
出すのが悪いとか
嫌われてしまうとか
そういった遠慮はする
必要はありません。
遠慮して採用した学生が
入社後に活躍してくれる
可能背はとても低いので
妥協はできません。
ただ、気をつけないと
いけないこととしては
単に負荷の高い課題を
やらせればいいのではなく
その課題に取り組む過程で
学生が価値を感じてくれたり
達成感を感じてくれたり
その学生に求める資質が
適切に判断できる
内容にすることです。
ずいぶんと2020向けの学生
にはネタバレな内容です^^;
内定のハードルが低いと
内定をもらったという
価値を感じてもらいにくいので
他社と迷われたとき
最終的には
負けてしまいやすくなります。
ハードルの高い課題で
学生の能力を
しっかりと見極め
しっかりと志望度を
あげてもらう活動にしてみてください。
Contents
「ブランド会社」と言うと、
多くの方が世間で名の通った「一流の会社」を思い浮かべます。
そして、ブランディングとは 「ロゴ」「デザイン」「高級感」などの
「見え方」を考えることだと勘違いしてしまうのです。
しかし実は、 小さな会社が目指すべき「ブランド」とは、
そういったものとは、全く違います。
ここの認識を間違えると、 小さな会社にブランドを生み出すことはできません。
ブランド力のある会社は、
自らブランドを設計し、努力を重ねることで、 その地位を築いています。
ブランドをつくる上で、まず大切なのが
「大きな方向性」を決めること。
今回の講義でお伝えする「ブランドのABC」を実践すれば、
その方向性は、おのずと見えてきます。
大きな方向性が決まったら、
次はそれを、会社の中に落とし込んでいきます。
これからの考え方が、
ブランド化を進める上での大きな力となるでしょう。
さらに、セミナーの最後にお伝えする
「ブランドをつくるための、最初で最後の手段」を知ることで、
“小さな会社のブランドづくり”の本質を理解できます。
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜
〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜
~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~
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