先日、ある商談をしました。
ある会社が手がけている
ビジネスモデルの説明を
受けてるときに
ふと相手から出た言葉
「お客から金をどう取るか」
というひと言を聞いて
この人と一緒には仕事を
したくないものだな…
と、途中からあまり話を
聞かなくなってしまいました。
その人が悪いわけではないのですが
どうしてもそういった
表現をするタイプの人とは
あまり感覚が合いません。
綺麗事いうなよって
言われてしまうかもしれませんが
平気でそういうことをいう人は
どうしても好きに
なれないんですよね。
ビジネスは色々な利害関係で
成立しています。
お客様、取引先、社員、オーナー
それぞれの利害関係者に対して
特別に迎合していたら
簡単に会社のバランスは
おかしくなってしまいます。
誰をパートナーにするかで
自分たちのビジネスの基準も
お客様からは
はかられていますし
お金を支払う人たちは
そういった感覚には
とてつもなく敏感です。
右も左もわからない頃は
その全ては学びだと思って
理不尽だと思うことも
なんでもとりあえずやりました。
でも、今は多くの関係者
お客様がいるので
自分が信じれるものや
自分の感覚的にいいと
思えないものや関係とは
距離を置かないと
責任が取れなくなりました。
人間性が未熟だとか
ビジネスモデルがまだ
先が読めないものだとか
そういったものは
なんとでもなります。
でも、直感的に嫌いなものは
やっぱり難しい。
違和感のある人の商品を
取り扱うのは難しいし
ビジネスを任せるのも
安心できません。
最近そういった好き嫌いを
自分の中ではっきりさせて
いこうと思うと
そんなに甘くない
と教えてくれる先輩が
います。
20代の頃と気持ちは
あまり変わりませんが
もう40歳です。
何歳になっても素直に
人の教えを請うのも
大切なことではありますが
腑に落ちないことを
電卓を弾いて
賢く立ち振る舞う
というのは違うかと
思ってしまうんですよね…
直感や好き嫌いの好みを
大切にするべき人間か
人の言うことに素直に
耳を傾けるべきか人間か
こいつの好みはいいけど
こいつの好みはわがまま。
この違いを生み出すもの
の正体は一体何なんでしょう。
それは一言でいえば
人の役に立っている
人であるかどうかの差
なのではないかと。
成果を出す人間の
直感や好き嫌いは
大切な判断材料に
なりますが
成果を出していない人間の
直感や好き嫌いは
耳を塞いでいる
自分の殻に閉じこもった
やっかいな人になるということ。
自分自身の
直感や好みを活かそうと
思うと
自分自身が人の
役に立っている人間で
いるかどうかが何よりも
大切なことなのだと。
卵が先か
ニワトリが先か
という話になりますが
自分の直感に自信を持って
生きていける人生で
有りたいと思うので
それはわがままで
子供っぽいと言われず
素敵な個性だと言われるまで
もっと人の役に立つことを
積み重ねようと
ふと、思ったわけです。
直感的に
苦手だと思った人と
出会って感じたこと。
それに気づけただけでも
その人との出会いには
意味はあります。
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株式会社シナジー
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