新型コロナウイルスの感染拡大で、採用活動が滞り、
中には採用人数を減らした企業の方もおられるでしょう。
21卒学生の就職活動の先行きが見えない中で、
22卒学生は何を考え、どのようなことを行なっているのか?
今回はシナジーに関わりのある22卒学生対象に行なったアンケート結果をまとめました。
(2020年5月調査より)
Contents
「就職活動で何か活動をしているか?」という質問に対し、
5割を超える学生が「はい」という回答をしています。
これは、
”近年、就職活動が早期化していること”
”新型コロナウイルス感染拡大で採用枠が減ることに対しての不安”
から、就職活動を始めている学生が多くいました。
《質問1》で、「はい」と回答した学生が行なっている就職活動としては
「就職活動に関するセミナーに参加」「資格取得のための勉強」「自己分析」
「ナビサイトへの登録」「大学のキャリア支援室へ相談」「インターンシップへの参加」
などがありました。
また、「いいえ」と回答した学生にいつ頃からどのような就職活動を行うか聞いたところ、
「夏季休暇にインターンシップに参加する」が多く、そのために参加できる
インターンシップを探している学生が多かったです。
就職活動を行う上で不安な点を聞いたところ、
やはり「新型コロナウイルスで採用人数が減る」という回答が
大半を占めました。
またそのほかに、
「インターンシップは開催されるのか」
「交通費などの金銭的な面」も不安の声として上がりました。
アンケートをまとめると、
新型コロナウイルス感染拡大や就職活動の早期化に伴い
半数以上の学生が就職活動やそれに対する準備を進めており、
多くの学生が夏季休暇のインターンシップに参加する意向を示しています。
そのため、22卒の採用を考えている企業側は
インターンシップの情報を発信したり、
22卒も新卒採用を予定通り行うことを発信することが重要です。
また、新型コロナウイルス感染対策として
オンラインでの採用活動も進めていく必要があります。
学生が就職活動に不安を抱えている今こそ、
企業側はしっかりと採用活動に関する
情報を発信していくことが重要です。
経営や採用のお役立ち情報をお届けします。
シナジーメルマガ『ぐっとレター』に登録