今回ご紹介するのは今泉千明さん・中島康之さん共著の
「テレワーク導入・実践ガイド」です。
題名から察していただいたかと思いますが
本書は今年コロナに次いで流行した
テレワークについて
導入方法や実践事例などを
事細かに記してある本です。
本腰を入れてテレワークに取り組みたいという方は
ぜひ本書を見ていただければと思います。
今回はテレワークについてイマイチ分からないという方や
本当に効果があるのか疑われている方に向けて
テレワークの概要についてお伝え致します。
Contents
tele(離れて)とwork(仕事)を組み合わせた造語で
場所や時間に囚われない柔軟な働き方を意味します。
テレワークを分類すると
①自宅で働く在宅勤務
②移動中や出先で働くモバイルワーク
③本拠地以外の施設で働くサテライトオフィス勤務
という3つがあります。
テレワークというと在宅勤務をイメージされる方が多いと思います。
またコロナで1番増えたのも間違いなく在宅勤務ですね。
在宅勤務と言いますと、
1週間のうち全て家で仕事をするイメージがありますが
実は日本で在宅勤務を導入している企業の多くが
1週間のうち、1日〜2日を在宅勤務にしているのです。
会社に出勤する方が多いのですね。
モバイルワークは交通機関やカフェなど出先で仕事をすることです。
営業職の方なんかはいちいち会社に戻らない方が
移動コストを抑えられたり、
訪問先の依頼にすぐ答えられたりと
効果が分かりやすいです。
サテライトオフィス勤務は少し大きな企業向けです。
本社以外でスペースを借り、
そこで仕事をしても良い
というやり方です。
例えばコワーキングスペースなどを
会社で借りて使わせたりします。
わざわざ本社に行く必要がないのであれば
楽でいいですよね。
テレワークのメリットは
当然社員の定着や移動コストの削減
というところになりますが
実は採用においても有利になります。
人口の減少に伴って
20代30代で体力のある男性という
これまで1番採用したかった層が
圧倒的に足りなくなりました。
そこで周りの企業が目を向け始めたのが
育児や介護などでフルタイムには働けない
障害があり、移動が難しい
ワークライフバランスを重視したい
けれども仕事の能力は十分にあるという方
こういった方達を取り込めるのが
テレワークです。
・採用ができなくて困っている
・応募してくる人がフルタイムは難しい人ばかり
・社員が出産と共にそのまま辞めてしまう
このような悩みをお持ちの方で
仕事の一部が社外でもできる
という方はテレワークに取り組んでみては
いかがでしょうか。
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